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No.10390 20240614報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年06月14日 (金) 08時38分 [返信]

【まとめ】
予想する巨大地震の可能性が高い順に3件の巨大地震想定を示します。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1718321152-1150-773.jpg
(想定4,5や首都圏直下型地震の誘発は別途)

〇巨大地震候補その1:千葉県東方沖地震:M8.2想定
揺れは最大震度5強。千葉県沿岸部への津波の到達時間の短さが特徴です。
千葉県内で最大約5600人の死者が出るとしている。
なぜ、今。下記の記事をご覧ください。
https://www.news-postseven.com/archives/20240401_1951827.html?DETAIL

〇房総半島南東沖地震(相模トラフ地震):M8.2想定
神奈川県相模湾沿岸部地域や千葉県外房地域で震度6強から7の激しい揺れ。
タワマンの高層階の皆様は、長周期地震動の防災対策必須(階級4の想定もある)
外房地域で8-10m、相模湾や静岡県で凡そ3mの波高の津波が予想される。

〇房総半島南東沖(プレートの三重会合点付近):M8.5想定
約1000年前に発生した房総半島沖の巨大地震の再来。
九十九里浜地域が地殻変動により沈下、津波の浸水が広がる。

【内容】
●想定する巨大地震候補その1:千葉県東方沖地震:M8.2想定
〇揺れ
千葉県半分ほどの地域が、震度5強。
残り半分で震度5弱。千葉県南部や千葉県北西部
震度6弱の地域はごく一部の予測だった。
東京では、震度5弱程度
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1709963727-728-634.jpg
※平成19年度千葉県地震被害想定調査

〇津波
この地震により、県内で最大約5600人の死者が出るとしている。

特徴は、県沿岸部への津波の到達時間の短さです。
銚子市には県内で最も高い8・8mの津波が地震発生後32分で到達する。
いすみ市や御宿町、勝浦市には、さらに早く、同約20分で7~8mの津波が来る。

勝浦市周辺では市街地で浸水深が2m以上となり、広い範囲で20分から25分で浸水をすると想定される。
御宿町についても同様
いすみ市も広範囲で浸水深が2m以上となり、勝浦市や御宿町よりも全範囲が浸水する

※平成26・27年度千葉県地震被害想定調査報告書参照。
https://www.pref.chiba.lg.jp/bousaik/higaisoutei/2627houkokusho.html

●想定する巨大地震候補その2:
房総半島南東沖地震(相模トラフ地震):M8.2想定
相模トラフの巨大地震。大正関東地震M7.9で割れ残った未破壊の領域の房総半島南東沖地震です。
〇揺れ
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1710465897-1087-730.jpg

神奈川県相模湾沿岸部地域や千葉県外房地域で震度6強から7の激しい揺れが予測されている。

〇長周期地震動
房総半島南東沖巨大地震:長周期地震動が想定されています。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1710552520-680-727.jpg
房総半島南東沖地震では、図中のGタイプに近いと推察されます・
つまり、階級4の長周期地震動が南関東に広く予想されています。
タワマンの高層階の皆様は、長周期地震動の防災対策をお勧めします。

※長周期地震動階級3,4の説明
https://www.data.jma.go.jp/eew/data/ltpgm_explain/about_level.html
長周期地震動階級3
立っていることが困難になる
キャスター付什器が大きく動く、
固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れる

長周期地震動階級4
立っていることができず、這わないと動くことができない
キャスター付什器が大きく動き、転倒するものがある
家具の大半が移動し、倒れるものもある

現在、緊急地震速報と同時に、長周期地震動階級の予想値も追加発表されています。
〇津波
房総半島南東沖巨大地震:津波波高想定
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1710552520-982-717-593-791.jpg

この図は、一番上に、宮城県から神奈川県、静岡県までの海岸線を示し、その海岸性の都市ごとに、示しています。
外房地域で8-10mの津波が予想され、相模湾や静岡県でも、3mの波高の津波が予想されています。

さらに、首都直下地震の被害想定(津波浸水深/房総半島南東沖)について示しました。
右最上部のボタンopen in map viewerを押し、地図上の+ボタンを押し拡大。
さらに、地図上でドラッグして、気になる地域を見てください。

https://www.arcgis.com/home/item.html?id=447f39f8532b40a5b2213e5fb746a0d3

●想定する巨大地震候補その3: 房総半島南東沖(プレートの三重会合点付近):M8.5想定
オレンジの領域です。フィリピン海プレートに対して太平洋プレートが沈み込む領域の破壊

2021年、千葉県九十九里浜沿岸において歴史上知られていない津波の痕跡が発見され、それは、凡そ1000年前に房総半島沖で発生した巨大地震によるものであるとの結論を得た。
震源域は、房総半島南東沖(プレートの三重会合点付近)。地震の規模はM8.5
巨大津波が発生し、九十九里浜地域を大きく浸水させる津波が発生することがわかった。九十九里浜地域は、地殻変動で大きく沈降し、津波の浸水範囲が広がったことがわかっている。
これらの結果から想定されることは、震度6-7クラスの揺れと南関東を主に襲う巨大津波です。
詳細です。
2021年、産業技術総合研究所などのチームが、千葉県九十九里浜周辺の約140カ所で専用の器具で地層を抜き取るなどして調べたところ、2回の大津波襲来を示す明確な痕跡が見つかった。
痕跡の中にごくわずかに含まれる放射性炭素を取り出して、津波が起きた年代を推定。その結果、古い方の津波は記録の残っていない、平安時代から鎌倉時代に当たる800~1300年ごろのものと分かった。
房総半島沖には、太平洋プレート、大陸プレート、フィリピン海プレートが1カ所で接する「プレートの三重点」が存在する。約1000年前の津波堆積物の分布を再現するために津波浸水シミュレーションを行ったところ、これらのプレート境界のうち、フィリピン海プレートに対して太平洋プレートが沈み込む領域が破壊された場合、比較的小さなすべり量でも九十九里浜地域を大きく浸水させる津波が発生することがわかった。
この結果は、従来考えられてきた相模トラフや日本海溝に加えて、房総半島東方沖の海底下に位置するフィリピン海プレートに対して太平洋プレートが沈み込む領域が巨大地震・津波を起こす場所として注意すべきことを示している。
なお、新しい方は、江戸時代の1677年か1703年の津波とみられる。
※千葉県の太平洋岸で歴史記録にない津波の痕跡を発見
副題:約1000年前に発生した房総半島沖の巨大地震によって九十九里浜地域が浸水
2021/9/3発表:産業技術総合研究所
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2021/pr20210903/pr20210903.html

1000年前に発生した房総沖巨大地震の再来
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE02AGP0S1A900C2000000/
千年前、房総沖でM8級地震か 未知の大津波の痕跡



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