【まとめ】
20231102報告その2で
首都圏M8クラスの巨大地震発生予想震源域は、
房総半島南東沖、八丈島東方沖、伊豆鳥島東方沖。
以前、Alexey Lyubushin博士が
本年3-5月に日本の南方で、巨大地震が予想されると報告していました。
そのAlexey Lyubushin博士が、最近の論文で、震源域の予想地域を
日本を16地域に分けた中で、八丈島付近と示した。
11/2の報告で、八丈島東方沖巨大地震の場合、
首都圏の震度は震度6弱から6強が最も強い(特に南関東)
さらに、長周期地震動(タワーマンション高層階)が警戒です。
1972年M7.2の八丈島東方沖地震では、京王プラザホテル(47階建、170 m)では、44階のレストランでは高層ビル特有の長周期地震動が発生して客などが一時騒然となった。
津波被害想定地域の広さからすると、
伊豆鳥島東方沖>>八丈島沖>>房総半島南東沖の順に広範囲に津波被害が生じる(10月14日報告詳述)
八丈島震源であれば、首都圏の震度は、1972年M7.2の地震から推察すると、震度6弱から6強ですので、壊滅的な震度とはならないと推察します。ただ八丈島は、大警戒です。
【内容】
20231102報告その2で
首都圏M8クラスの巨大地震発生予想震源域は、
房総半島南東沖、八丈島東方沖、伊豆鳥島東方沖。
ただし、地震前兆が極めて大きく、M8.5を超える超巨大地震の恐れがある。
そのように報告しましたが、以前、Alexey Lyubushin博士が
本年3-5月に日本の南方で、巨大地震が予想されると報告していました。
そのAlexey Lyubushin博士が、最近、下記の論文で、震源域となる地域など報告をしています。
Alexey Lyubushin(August 2023),
Seismic Hazard Indicators in Japan based on Seismic Noise Properties,
Journal of Earth and Environmental Sciences Research
その論文の結論の結びを引用します。
As for the place of a possible strong earthquake,
according to the histogram of the change in the distribution over
space of the minimum values of the DJ-index, the most probable
place is the vicinity of reference point #9.
論文の図を引用します。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1699500558-810-788.jpg日本を16のポイントに分け、赤丸で示しています。
赤丸7:関東 赤丸8:東海 赤丸9:八丈島付近
赤丸10:山陰地方 赤丸11:関西地方
上記論文の結びで示された日本の地域は、赤丸9の八丈島付近です。