●11/24&11/24&11/25報告の続報
11/25報告要約再掲載
「地球の自転速度の減速に誘発された1909年前後、1946年前後、1972年前後、1996年前後の地震の解析から、 日本では、南海トラフから琉球海溝周辺、伊豆・小笠原海溝周辺の巨大地震誘発の可能性がある。
緯度が高い、東北北海道の巨大地震は、地球の自転速度の減速に誘発される可能性は低い。 ただ、伊豆・小笠原海溝で、巨大地震が発生すると、それが、日本海溝の巨大地震発生のトリガーとなる。」
このように、まとめましたが、 週刊現代の2017年12月30号 米コロラド大学教授が不気味な予測 九州:宮崎は巨大地震に警戒せよ/2018年100大予測:P149
この記事の私のまとめを記します。
1,コロラド大学のRoger.Bilham名誉教授談の注目点 2018年は、M7以上の大地震が、今年2017年の4倍近く、20回以上起こる
M7以上の大地震は、2018年の中盤以降に多くなる。特に、赤道に近いほど、地球の自転減速の影響を受けやすい。
2,琉球大学名誉教授:木村政昭氏談の注目点 宮崎日向灘南部は、地震の空白域になって、大きなストレスが溜め込まれている。
九州南部では、近年火山活動が活発化している。Roger.Bilham名誉教授の指摘する 地球の自転速度の変化が地球のマントルの動きに影響するという着眼点と一致する
3,地震学者島村英紀氏談の注目点 熊本地震から2年以上立つのに、余震が収まる気配がない。 これは、中央構造線という日本列島を作った巨大断層が活発化している証拠で、2018年 九州で、大きな地震が起こっても何らおかしくはない。
上記の3名のインタビューを基に、この記事は、構成されていました。
★★ このインタビューを読んでも、自分がまとめた11/25の要約は、間違いではないと思いました。
島村英紀氏談の中央構造線の活発化で、気づいた点があります。
12/21に報告したロシア科学アカデミー、シュミット記念地球物理学研究所のAlexey Lyubushin氏が解析した 日本の次の巨大地震予想域の一つ、「「北緯34度、東経138度のエリア⇒遠州灘」」
この北側の隣接地域は、静岡県の浜松市ですが、 「ホウジ峠の中央構造線」が浜松にあり、ホウジ峠はその中央構造線の擾乱帯上にあります。
Alexey Lyubushin氏が指摘する北緯34度、東経138度の巨大地震発生危険エリアが、中央構造線のすぐ南側であることが 注目されました。
本サイトの静岡県の3観測点;沼津市、静岡市、浜松市の観測値の変動を注目していますが、今のところ、異常はないです。
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