図は、本サイトの大元で見てください。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/ikase8f3.html◎本サイト:トップページ:コンタクトから頂いたメッセージ
約1年前にこのサイトに出会えました。
それまでは、いつ地震が来るのか遠出をするのも怖くて、外出を控えていました。
でもこのサイトに出会えてから、普通に生活できるようになりました。
毎日の観測本当に頭が下がります。また丁寧に解説していただき、本当に感謝しております。
今後ともよろしくお願いいたします。
先日、写真が掲載されていましたが、磁石装置我が家もやってみることにします。
★★
ありがとうございます。観測者仲間の皆様も、喜んでくれると思います。
頂いたメッセージのようなお気持ちの方が、少しでも増えますように、今後も頑張ります。
◯近畿圏地震モニタリングその1
本日は、私どもの観測者仲間の大気中ラドン濃度観測についてです。
京都府南部観測点→図20121219_1:2011/4/20-2012/12/16:1年8ヶ月間
徳島県南部観測点→図20121219_2:2011/12/25-2012/12/16:1年間
京都府南部観測点は、琵琶湖のすぐ西隣です。
2011年4月から同年10月までの半年間は、9-26ベクレルの範囲内で、僅かに高いという状況でした。
同年11月から12月に一回目の山が来ます。38-40ベクレルを頂点とした山です。
その後、2012年4月までは、わずかに高い濃度の10-29ベクレルのボックス圏。
2012年6月に入って、大きく上昇し、最高濃度は、2112/6/7の67ベクレルです。
その後、同年9月までは、わずかに高い濃度の10-29ベクレルのボックス圏に戻りました。
ところが、10月から、再度力強く上昇。11/2に頂点の65ベクレルとなります。
6月の上昇の期間より、高い濃度の期間が長く、
2012年10月から11月が、最高濃度域だったと考えれれます。
12月に入り、ゆるやかに下降。12/18は25ベクレルとなった。
1年8ヶ月間の観測機関の平均濃度は、22ベクレルです。
全国の平均レベルが、12ベクレル前後ですから、平均でもやや高い状態が続いています。
京都の観測から言えることは、明らかに、琵琶湖の湖底の泥の噴出現象と同じように、
新潟神戸歪集中帯の伊勢湾若狭湾構造線に近いところで、岩盤の圧縮が発生し、
マイクロクラック(微細なひび割れ)が発生し、岩盤中のラドンが大気中に放出され、濃度が上昇したと考えられます。
徳島県南部観測点は、凡そ1年間の観測期間です。
2011/12/25の観測開始から、半年間は、8-22ベクレルのボックス圏でしたが、7月から上昇を始め、
8/23に120ベクレルという、著しい異常濃度を観測しています。
その後は、凡そ、元のボックス圏に戻っています。
次に、京都府南部と徳島県南部観測点のラドンのこのグラフを見比べると、
京都のラドンの2012年10月から11月の最高濃度域期間が本格的な濃度異常期間で、異常期間の長かったことが
よくわかります。
徳島のラドンの異常期間は、2012/8/21-2012/8/28の一週間だった。
これらから言えることは、京都府南部観測点が、上記のマイクロクラックが発生している中心域に近いために
、異常期間が長くなったと考えられます。
今後のモニタリングのポイントは、京都南部観測点のラドン濃度が、平均値に収束する時期はいつか。
最低濃度域の10ベクレル前後に収束する時期はいつになるかがポイントになります。
これらを注意して、モニタリングすることにします。
◯本サイト空の掲示板;12/17;衛星画像解析:
青森東方沖、福島沿岸-宮城沖、四国東部-近畿、九州南部沖-九州東部が気になりました。
オホーツク海南部-東北北部周辺、鳥島東方沖-北マリアナ諸島東方沖に衛星画像ノイズが見られます。
■特に気になる雲
・青森東方沖に湧き立つ無数の筋雲や大気重力波・波状雲、これらの周辺の衛星画像ノイズ
・福島沿岸から湧き立つ雲や、宮城沖-岩手沖のレンズ雲の架け橋
・四国-近畿の未完成さざ波雲や、琵琶湖-伊勢湾周辺の同心円状雲
・九州南部沖-九州東部の無数の棒状レンズ雲や、九州東部沿岸から湧き立つ雲、種子島近海の大気重力波
★★
青森東方沖の現象がかなり目立つ。
●2012/12/19要点;
サイト名;;生かせいのち 地震と防災;;無断転載禁止。
公開情報のいかなる転用も、本サイトによる同意を必要とします。
近畿圏地震モニタリングその1
私どものの観測者仲間の京都府南部と徳島県南部の大気中ラドン濃度観測です。
京都府南部観測点では、2012年6月と2012年10-11月に大きな濃度異常を観測し、10-11月は異常期間も長かった。
徳島県南部観測点では、2012/8/21-2012/8/28の一週間だけ、ウルトラ異常濃度を観測した。
両者のグラフを比べると、京都府南部観測点が、マイクロクラックが発生している中心域に近いために
、異常期間が長くなったと考えられます。
新潟神戸歪集中帯の伊勢湾若狭湾構造線に近いところ。つまり琵琶湖周辺です。
今後のモニタリングのポイントは、京都南部観測点のラドン濃度が、平均値に収束する時期はいつか。
最低濃度域の10ベクレル前後に収束する時期はいつになるかがポイントになります。