図は、本サイト大元の日報で御覧ください。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/ikase8f3.html●本サイト空の掲示板;9/20;衛星画像解析:
1,空の掲示板24051:9月20日愛知西部の観測と衛星画像NASA
【国内】
ラドンは、現在の動きからグラフで推察してみた。
その結果、このまま上下しながら減衰傾向が続けば、12月中旬~1月の下旬には、大きな地震が発生すると思われる。
今までの、傾向とはやや違ったパターンなので、どこまで発震時期を推測できるかがポイントとなる。
現象雲が現れ始めるのは11月頃からではないかと思っています。本格的に現れるのは12月に入ってかと妄想しています。
本日の衛星画像からは、サハリン南部から北海道周辺にノイズが見られます。その一帯で、さざ波雲や亀裂雲が見られます。力強さは無い。
岩手内陸部に吹き出す雲が見られます。
2,空の掲示板24046:9/20衛星画像
北海道北部、東北北部が気になりました。
小笠原東方沖-北マリアナ諸島、サハリン-北海道に衛星画像ノイズが見られます。
サイパン付近では欠測しています。
■特に気になる雲
・北海道北部の大気重力波
・東北北部の未完成さざ波雲を中心に、東北の大気重力波
■その他に気になる雲
・宮城沖の波状雲
・北関東付近から湧き立つ放射状の雲
・茨城北部や茨城沖の波状雲
★★
レモンさんの大気中ラドン濃度観測による、長年の観測による、大まかな見通しが述べられました。
私どもは、既に半年間以上、「房総半島南東沖or伊豆諸島鳥島沖or八丈島沖M9」の超巨大地震を予想して、
その根拠となる、大気中ラドン濃度をずっとモニタリングしてきました。
木村先生の最新刊、「超巨大地震は連鎖する」、木村政昭著、角川学芸出版、2012年
8/25に初版発行となっています。
この本のあとがきの最後を引用します。同著P205
(引用開始)「本文でも述べた通り、私の地震予知メソッドで、日本列島を再度詳しく検証した結果、
伊豆小笠原諸島近海、九州-南西諸島近海に、超巨大地震の「目」が現れたので、
最後に改めて注意を換気しておきたい。
原発に影響が及ばなければいいのだが---。」(引用終了)
このあとがきは、2012/06/30に書かれています。
詳細を知りたい方は、是非に、同書をお読みください。
伊豆小笠原諸島近海については、同著P125の「要注意!伊豆小笠原諸島近海のスーパー巨大地震」
に詳述されています。P127から引用します。
(引用開始)
「伊豆小笠原諸島近海スーパー巨大地震の発生年は、以前紹介した計算を用いて、誤差を±3年と
見積もって、[1982+30±3=2012±3年]となる。この地震はプレート境界あたりで起こるため、津波の可能性も高い、と思われる。」
(引用終了)
一方、九州-南西諸島近海の超巨大地震については、P134から引用します。
(引用開始)
「地震の目の立ち上がりを1987年とすると、2017±3年頃に起こるであろう本震に、厳重な警戒で備えておくことが必要となるだろう」
(引用終了)
両者のスーパー巨大地震の震源域を具体的にイメージしていただくために、同著のP126の図33を
図20120921_1 に示した。図で、空白域として、白抜きで示してある地域が、予想震源域になると思います。
図でわかりますように、伊豆小笠原諸島近海スーパー巨大地震の震源域の北端は、都心から凡そ200-250km南です。
東日本大震災の震源域は岩手県沖から茨城県沖にかけての幅約200km、長さ約500kmの広範囲に亘った。
その震源域の南端から都心まで、凡そ100-150kmだった。
図をじっくりいてもらうとわかりますが、やはり首都圏でも、大きな影響が及ぶ可能性がある。
津波は、おそらく、本州の太平洋側、四国東部から南東北まで達すると思われる。そこには、木村先生も心配される原発。
もう一点は、予想する伊豆小笠原諸島近海スーパー巨大地震による富士山噴火の誘発です。
富士山の地下深部のマグマは、東日本大震災後に、上昇していると考えられます。
同著のP185から引用します。
(引用開始)
「富士山のマグマの位置は、ある程度わかっている。(中略)。
分析の結果、噴火口から数十キロメートルから10キロメートル以浅の位置まで上がってきている、という見方も多い。」
(引用終了)
木村先生が、「噴火の目」を指摘した場所は、富士吉田市~忍野村周辺に当たります。
富士山噴火の規則性からも、次の噴火は北東斜面と指摘される位置と一致します。
同著では、P184に、2015年あたりが富士山噴火の年になりそうであると記載されていますが、
当然誤差は3年程度はあると思います。
8/16日報で報告した、鹿児島県薩摩地方観測点の大気中ラドン濃度観測による桜島南岳噴火の前兆把握。
上記の富士山「噴火の目」の富士吉田市の西隣に私どもの観測者仲間がいる、鳴沢村観測点があります。
今のところ、鳴沢村観測点の大気中ラドン濃度観測では、静穏で、安定していますが、上記の理由から
今後、大きく上昇するか否か注目しています。
●2012/9/21要点;
サイト名;;生かせいのち 地震と防災;;無断転載禁止。
公開情報のいかなる転用も、本サイトによる同意を必要とします。
私どもは、既に半年間以上、「房総半島南東沖or伊豆諸島鳥島沖or八丈島沖M9」の超巨大地震を予想して、
その根拠となる、大気中ラドン濃度をずっとモニタリングしてきました。
木村先生の最新刊、「「超巨大地震は連鎖する、木村政昭著、角川学芸出版、2012年」」によると、
伊豆小笠原諸島近海スーパー巨大地震:2012±3年
九州-南西諸島近海スーパー巨大地震:2017±3年
伊豆小笠原諸島近海スーパー巨大地震の予想と私どもの予想は凡そ一致する。
もう一点の懸念は、富士山噴火の誘発です。
今後も、継続してきた大気中ラドン濃度のモニタリングをベースにして、スーパー巨大地震と富士山噴火前兆を
捉えていきたいと思います。
なお、九州-南西諸島近海の超巨大地震については、私どもの観測点は、
鹿児島地方薩摩地方観測点と沖縄本島観測点(予定、まだ未観測)のみです。
九州宮崎、奄美大島や宮古島などの南西諸島方面で、大気中ラドン濃度観測をご希望される方は、
本サイトのトップのコンタクトからご連絡ください。
最低でも、半年以上観測しないと、変動を把握できませんので、はやくて、2017-3年=2014年。
2年後に向けて観測体制を整えていきたいと思います。