No.10477 20250828報告補足 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2025年08月28日 (木) 04時10分 [返信]

千葉県
千葉県東方沖地震（房総半島東方沖日本海溝沿い地震）では、最大津波高さ約8.8m、死者最大約5,600人、建物被害（全壊・半壊）約9,600棟と想定されています。最新の専門家検討会を踏まえ、県は2025年度以降に発表する新たな被害想定にマグニチュード8クラスの地震による12mを超える津波を盛り込むことを決定しています。

想定される被害
•最大津波高さ:約8.8メートル（銚子市）

•建物の被害:全壊約2,900棟、半壊約6,700棟

•死者数:最大約5,600人

•津波浸水範囲:太平洋側の沿岸部を中心に、銚子市から館山市に至る地域で津波が想定されています。

最新の動き

•新たな被害想定の策定:千葉県は、最新の研究結果に基づき、マグニチュード8クラスの地震で津波が12メートルを超える可能性があることを踏まえ、新たな被害想定を策定し、2025年度以降に公表予定です。

上記の想定地震は　
いすみ市南東約75kmを震源とし、地震の規模M8、2です

一方コプニチェフ先生の文献の想定地震震源域と上記震源域を比較すると　やや位置はずれていますが、想定する地震規模はほぼ一致していますので　上記の被害想定は大変参考になると思います。

ただ8\27報告で述べたように、津波の到達時間が非常に短いですから、今のうちに津波ハザードマップなどを参考にしてどこに逃げるか決めて
実際に避難訓練をして　何分で避難できるか　確認し　避難に時間がかかるようでしたら　他の場所をもう一度選定し直し　再度避難訓練を行う　大変かも知れませんが、まだ巨大地震発生まで最低でも3週間程度はあると思いますので　周到な準備をオススメします。