【まとめ】
20250609、0615報告続報:関東の前兆
●首都圏VHF帯放送波のー3シグマ以上の明瞭な伝搬異常
6/8、6/12、6/13に次ぐ6/16の伝搬異常。その後は変動なし
●本サイト横浜市観測点1日当たりの磁石のずり下がり量の変動
前回報告後も収束が続き、6/11-6/21の11日間収束です。
本観測では、2024/9/24-10/7の13日間収束。その時期の9/24に、
鳥島近海地震と津波が発生。
「トラップドア断層破壊」による火山隆起現象が,9/24の地震・津波と原因であったと考えられています。
伊豆小笠原諸島周辺には海底火山が多く、今後も海底火山噴火も含めた警戒が必要と考えます。
【内容】
20250609、0615報告続報:関東の前兆
1, 首都圏VHF帯放送波のー3シグマ以上の明瞭な伝搬異常:
群馬大学電波伝搬システム
6/16:21-22時:埼玉県浦和送信所群馬県桐生市受信: TV埼玉
※6/8、6/12、6/13に次ぐ6/16の伝搬異常。その後は大きな変動なし
長野県美ヶ原送信所群馬県桐生市受信のルートでも変動なく、山梨、長野周辺の地震前兆はなしです。
2,本サイト横浜市観測点1日当たりの磁石のずり下がり量の変動
前回報告後も収束が続き、6/11-6/21の11日間収束です。
2024/9/24-10/7の収束期間、13日間に近づいています。
※
最近一週間の地震火山前兆の特記事項としては、
三宅島では火山活動が高まっており、雄山環状線内側に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります(6/21気象庁)。
また、6/19に三宅島近海地震M4.7が発生しました。
最も気になる点は、上記横浜の磁力低下収束2024/9/24-10/7時期の
2024/9/24:鳥島近海地震です。
この地震は、下記の東大地震研究所解析で、「トラップドア断層破壊」による火山隆起現象が,/9/24の地震・津波と原因であったと考えられています。
「トラップドア断層破壊」とは?
●カルデラ火山の地下にあるマグマ溜まり内に,長時間かけて蓄積したマグマの圧力を駆動力とする
●地震発生時,マグマの圧力を駆動力として,円形に伸びる断層構造が一気に破壊しながら,岩盤が大きく持ち上がり,海底の地盤が隆起する.
●それによって海水が持ち上がり,津波が発生する.
●地下数kmと極めて浅い地下で発生する現象であるため,地震規模の割に大きな津波が引き起こす.
https://www.eri.u-tokyo.ac.jp/news/22334/※参考:ラドン濃度・衛星観測・上空発光などの地震前兆の最近の進歩の報告です。
https://www.asagei.com/excerpt/341259