【まとめ】
2024/11/26 石川県西方沖地震 M6.6 震度5弱地震が発生した。
この地震は、1/1以降の能登半島地震では壊れていなかった石川県西方沖の断層地帯で発生した。
本サイト長野県中部観測点の最近14カ月間の大気中ラドン濃度の変動をみると、
M7.6の2024/1/1の能登半島地震以降、ラドン濃度は、漸減していた。
ところが、この石川県西方沖地震前1か月から、ラドン濃度は再上昇、
また、11/26石川県西方沖地震 M6.6発生後は、濃度低下をせずに、再上昇を開始。
2024/12/19から2025/2/9までの52日間、凡そ80ベクレルの高濃度を観測した。
このことは、11/26の石川県西方沖地震が広義の前震だったことを示し、今後、本震の
大地震が発生することを示している。
京都大学 防災研究所 西村卓也教授
「周辺にM7クラスを起こすような断層がいくつもありますので、M7クラスの地震というのも最悪の場合は想定しておかなければいけない」
その後、ラドンは急激に濃度低下していますので、石川県西方沖大地震の防災の準備をお願いします。
【内容】
●石川県西方沖大地震の予想
1,2024/11/26 石川県西方沖地震 M6.6 震度5弱
20241127報告
11/26石川県西方沖(志賀町沖)M6.6 震度5弱が発生した。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1732688648-1127-736.jpg上図左側に、能登半島周辺の2020/12/1以降のM3以上の地震を示した。
2024/1/1-11/25までの地震は水色で示した。
11/26の地震は、赤で示してありますが、1/1以降の能登半島地震では壊れていなかった断層地帯で発生したことがわかります。
上図でわかりますように、1126地震震源の周辺には、複数の活断層があります。
京都大学 防災研究所 西村卓也教授
「周辺にM7クラスを起こすような断層がいくつもありますので、M7クラスの地震というのも最悪の場合は想定しておかなければいけない」
2,本サイト長野県中部観測点の最近14カ月間の大気中ラドン濃度の変動
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1740457754-974-737.jpgM7.6の2024/1/1の令和6年能登半島地震以降、本サイト長野県中部大気中ラドン濃度は、
漸減していることがわかります。
しかし、上記図中に示した通り、2024/11/26の石川県西方沖地震前1か月から、ラドン濃度は再上昇し、この大地震が発生します。
この大地震発生後、ラドンは、濃度低下をせずに、再上昇を開始。
2024/12/19から2025/2/9までの52日間、凡そ80ベクレルの高濃度を観測。
その後、急激に濃度低下しています。