本日は冬の防災:低体温症対策です。
1,低体温症を防ぐ
真冬の暖房がない避難所は5度未満。これでは一晩も過ごせません。
体を保温する+床から熱が逃げるのを防ぐ
両方が必要
2,体を保温する
〇デュポン(TM) タイベック(R)ソフトウェア ESB
下記のビデオの6分半位から見てください。
宮城県石巻赤十字病院が勧める低体温症対策の熱を逃がさない特殊素材の寝袋です。
https://www.youtube.com/watch?v=KvcQwfTnKyIアマゾンや楽天などで二組2000円くらいで購入できます。
これを基本にします。
〇使い捨てカイロ
おへそのあたりに貼ることで、大動脈が集まっている部分に温められた血液が全身にめぐり、効率よく体温が上がる。
首の後ろから肩甲骨の間の「大椎(だいつい)」や「風門(ふうもん)」のツボをあたためると、血流がよくなり体調の改善につながる。
尾てい骨の上や首の後ろなど、太い動脈がある場所を温めることで、全身を温めることができる。
〇アルミ製の防寒シート
エマージェンシーシート:体に巻き付ければ、体温を逃がさず保温できます。
BasicStandard アルミシート サバイバルシート 4層
保温 ぽかぽか 静音 ブランケット 非常用 携帯 コンパクト アルミ毛布
〇マフラー、耳当て、ダウンなどの防寒着
3,床の断熱
段ボールベッド、キャンプマット、フローリング用断熱シートなどがあります。
〇段ボールベッド:避難所にあるかどうか確認する
〇キャンプマット
空気を注入して厚みを出し使わないときはコンパクトにまとまるエアーマット:
腰が悪い人にもいい
アマゾン 銀マット 登山 断熱
〇フローリング用断熱シート
防ダニアルミホットンシート
防ダニ ほかほかシート
広電 あったかシート 厚さ4mm
4,避難所で過ごさず、自宅での低体温症対策
自宅で低体温症を予防・対処するには、次のような方法があります。
〇暖房を適切に使う 室温を18℃以上にするように設定しましょう。
停電があることを前提に、電気を使わない石油ストーブがあるといいです。
〇帽子やマフラー、靴下、レッグウォーマーなどの保温具を身に着ける。
〇隙間を塞ぎ、窓に断熱シートを貼る。
〇温かい食事をとる 鍋料理や煮込み料理など、糖質とたんぱく質を組み合わせた食事がよいでしょう。
カセットコンロがあると、停電対策になります。
〇体を動かす 室内でもスクワットやストレッチなどの軽い運動を定期的に行いましょう。
〇ショウガ料理やショウガ湯、ジンジャーティーなどで体を温める ショウガには体を温める成分が含まれています。
〇 コーヒーや緑茶は体を冷やすので飲み過ぎないようにする。