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No.10377 20240502報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年05月02日 (木) 12時41分 [返信]

【まとめ】
4/28に、相模湾の東端(横浜市)簡易磁力観測と西端(静岡県東伊豆町奈良本)体積ひずみ計観測で、同期して、大きな変動が観測された。大規模地殻変動をとらえたと推察した。

関東の巨大地震は、関東周辺で大規模直下型地震を誘発します。
4/28の相模湾周辺の大規模地震前兆の対応地震が、本震か誘発地震かまだわかりません。

ただ、相模湾周辺では、二つの直下型地震が注目されています。
西相模灘地震M7.3
熱海、伊東市に震源域が近く、両市では、震度7となる地域があり、熱海市では、最大11mの津波が押し寄せる想定です。

三浦半島断層群主部地震M6.7以上
富津市、横浜市、横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市で、震度7。その他関東の広い範囲で震度6クラス。千葉県にある鴨川低地断層帯と絡んだ地震が起こると津波が発生。三浦市の一部で7m、横須賀市で3m。

該当する地域の方は、強いゆれや津波防災を願います。

【内容】
1,神奈川県横浜市観測磁力低下現象
大きな地震が発生する前に、磁力の低下が観察されています。

横浜市で、金属定規に磁石を付けた物を設置し、磁石のずり下がりを毎日観測し、磁力の変動をみています。

2022-2023年 凡そ20mmのずり下がり。
2024年1月上旬は20~40mmのずり下がりだったが、次第にずり下がり量が増加した。

次の図を見てください。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1714606497-1116-724.jpg

図の左側は、3/9以降の日々のずり下がり量をグラフ化したものです。
やや変動するする日もあるが、経日的に磁石のずり下がり量が増加した。

ところが、4/28には、磁力の低下がほとんどなく、ほぼ収束した。
地震発生の準備が一旦、ととのったことになります。

2,伊豆半島東伊豆奈良本観測点の体積ひずみ計記録

近隣で、発生する伊豆半島東方沖群発地震などの前兆をとらえるために、観測されています。
なお、伊豆半島東方沖で発生する群発地震は,火山活動(マグマの移動)に関連した地震活動であると考えられています。

図の右側に4/25-5/2の体積ひずみ計の記録を示しています。
4/28に、大きな変動を示しています。降雨はないので、地殻変動をとらえている可能性が大きい。

3,4/28の相模湾の東端(横浜市)と西端(静岡県東伊豆町)大規模地殻変動
このように、4/28は、横浜市観測磁力低下観測の大きな変動(収束)と伊豆半島東伊豆奈良本観測点の体積ひずみ計の変動が観測された。
この大規模地殻変動をもたらした想定地震は、なんでしょうか

M5.5クラスの伊豆半島東方沖地震は、限られた地域の地震で該当しないと考えられ、今回の地震前兆は相模湾周辺の大きな地震かもしれません。

4,相模湾周辺での大きな地震とは
1,大正関東大震災
大正関東大震災後の内陸直下型地震
関東地震(大正関東大震災)M7.9の地震が、
相模トラフで1923/9/1 11:58発生。
その後、9/1
12:01 M7.2 東京湾北部、12:03 M7.3 神奈川県・山梨県・静岡県県境付近
12:17 M6.4 伊豆大島近海、12:23 M6.5 相模湾、12:40 M6.5 相模湾
12:47 M6.8 山梨県中・西部、13:31 M6.1 静岡県東部、
14:22 M6.6 静岡県伊豆地方 15:19 M6.3 茨城県沖、16:37 M6.6 静岡県東部
次の日9/2
11:46 M7.3 千葉県南東沖、18:26 M6.9 千葉県東方沖、
22:09 M6.5 静岡県伊豆地方
以上のように、M6-M7の大地震が、13回発生した。
さらに、4か月半後の1924/1/15に M7.3 神奈川県西部(丹沢地震)が
発生し、死者19名、負傷者638名の被害が出た。

2,4/28の相模湾の東端(横浜市)と西端(静岡県東伊豆町)大規模地殻変動
上記のように、関東の巨大地震は、関東周辺で大規模直下型地震を誘発します。
4/28の相模湾周辺の大規模地震前兆の対応地震が、本震か誘発地震かまだわかりません。

ただ、相模湾周辺では、二つの直下型地震が注目されています。

西相模灘地震M7.3。
政府の中央防災会議が2013/12/19に、熱海、伊東市沖が震源のこの地震の可能性を初めて指摘した。
西相模灘地震は熱海、伊東市に震源域が近く、両市では、震度7となる地域があり、熱海市では、最大11mの津波が押し寄せる想定です。

次に、三浦半島断層群主部の地震です。
三浦半島も県西部と並んで活断層が多く、横須賀市や三浦市などに複数の断層が半島を横切るように平行して延びている。これらをひとまとめにして「三浦半島断層群」と呼ぶが、活動は南部と北部で異なると解釈されている。

 主に横須賀市内に存在する三浦半島断層群主部は、衣笠・北武断層帯と武山断層帯で構成。三浦市内に分布する三浦半島断層群南部には、南下浦断層や引橋断層がある。

主部のうち北側の衣笠・北武断層帯の活動は6~7世紀と三浦半島では最も時代が新しい。
武山断層帯は、30年以内の発生確率6~11%が県内で最も高く、日本の主な活断層の中でも上位となっている。

No.10378 追記 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年05月03日 (金) 03時29分

https://gendai.media/articles/-/128943
現代ビジネス 2024.05.02

一部引用します
首都直下地震が恐ろしい理由の一つは、震源がどこになるのか想定しにくいことにある。

 国の中央防災会議は首都機能がダメージを受ける12のパターンを想定する。

 経済や政治、行政が直接的な被害を受ける「都心南部」「都心東部」「都心西部」の3つと、空港や高速道路、石油コンビナートなどの首都機能を支える「さいたま市」「千葉市」「市原市」「立川市」「横浜市」「川崎市」「東京湾」「羽田空港」「成田空港」の直下で起きる9つのパターンだ。どこで発生するのかによっても被害は大きく変化する。

 関東平野は厚い堆積物に覆われ、地下に活断層があっても見つかっていない可能性が指摘されている。京都大学の河田惠昭名誉教授(都市災害)は「活断層がどこにあるのかわからず、どこが揺れるかはわからない」と警鐘を鳴らす。



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