【まとめ】
●2024/1/1能登半島地震と関東の地震活発化の関連
新妻地質学研究所の新妻先生が1/1の能登半島地震後を予想された
「関東地方、西南日本・琉球海溝域・伊豆海溝域の地震活動」の地震活動活発化。
過去の能登域の巨大地震である1891年濃尾地震M8のその後では、明治東京地震M7が発生していた。
【内容】
●2024/1/1能登半島地震と関東の地震活発化の関連
両者は離れているために、関係ないように思われるかもしれませんが、
新妻地質学研究所の新妻先生の最近の月間地震予報。
月刊地震予報173 2024年1月1日能登半島M7.5とM5.9,2024年2月の月刊地震予報
https://www.niitsuma-geolab.net/archives/7879能登地震について、詳細なメカニズムの解析をされた新妻先生の最近の報告です。
最後の部分を引用します。
(今後)
関東地方同様,Philippine海Plate運動と関係している西南日本・琉球海溝域・伊豆海溝域の活動にも警戒が必要である.
今回の能登半島地震はPhilippine海プレート運動の活発化と深く関連し、そのため、
それに関連する関東地方、西南日本・琉球海溝域・伊豆海溝域の地震活動にも警戒が必要ということです。
(上記報告の部分引用)
『2024年能登半島地震M7.5は,能登域において「安政‐昭和」大地動乱期を代表する1891年濃尾地震M8.0に次ぐ規模である』
それでは、日本史上最大級の内陸直下型地震。1891/10/28 濃尾地震 M8 震度7。
1995年の阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)M7.3の凡そ11倍の地震規模であった
この濃尾地震。
翌年の1892/12/9:石川県・富山県で地震 M6.4、弱い津波。死者計2人。
その2年後の1894年 首都直下型地震であるM7の明治東京地震が発生します。
東京湾北部で発生したこの地震。当時の震度階級では最大震度6だった。
上記新妻地質学研究所の新妻先生が能登半島地震後を予想された
「関東地方、西南日本・琉球海溝域・伊豆海溝域の地震活動」の地震活動活発化。
過去の能登域の巨大地震である濃尾地震のその後では、明治東京地震が発生していた。