●房総半島南東沖巨大地震想定その2
1,長周期地震動
緊急地震速報の発表基準に長周期地震動階級を追加されました。
令和5年2月1日より、発表基準に長周期地震動階級の予想値を追加して提供することとし、長周期地震動階級3以上を予想した場合でも、緊急地震速報(警報)が発表されます。
2,長周期地震動階級3,4とは
https://www.data.jma.go.jp/eew/data/ltpgm_explain/about_level.html長周期地震動階級3
立っていることが困難になる
キャスター付什器が大きく動く、
固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れる
長周期地震動階級4
立っていることができず、這わないと動くことができない
キャスター付什器が大きく動き、転倒するものがある
家具の大半が移動し、倒れるものもある
3,房総半島南東沖巨大地震:長周期地震動想定
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1710552520-680-727.jpg房総半島南東沖地震は、Gタイプに近い。階級4の長周期地震動が南関東に広く予想されている。タワマンの高層階の皆様は、防災対策をお勧めします。
4,房総半島南東沖巨大地震:津波波高想定
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1710552520-982-717-593-791.jpgこの図は、一番上に、宮城県から神奈川県、静岡県までの海岸線を示し、その海岸性の都市ごとに、示しています。外房地域で8-10mの千波が予想され、相模湾や静岡県でも、3mの波高の津波が予想されています。
さらに、首都直下地震の被害想定(津波浸水深/房総半島南東沖)について示しました。
右最上部のボタンopen in map viewerを押し、地図上の+ボタンを押し拡大。
さらに、地図上でドラッグして、気になる地域を見てください。
https://www.arcgis.com/home/item.html?id=447f39f8532b40a5b2213e5fb746a0d3●専門家は「以前と違う状態」と…発生すれば東京壊滅!
日本に迫る「首都直下型地震」の不気味な足音
FRIDAY digital 3/16 AM8
https://friday.kodansha.co.jp/article/363759FLASHに続き、FRAIDAYも首都直下型地震を記事として示した。
一部引用抜粋します。
元東京大学地震研究所准教授で、深田地質研究所客員研究員の都司嘉宣(つじよしのぶ)氏が語る。
「ここまで地震が続発するということは、地下で何か大きなことが起きているのでしょう。以前とは違う状態です。巨大な地震の予兆である可能性はありえます」
「震源が、さらに南東に移動したら要注意です。首都直下型地震を起こす相模トラフや日本海溝、伊豆・小笠原海溝の三重会合点を刺激することになりますから」
市民防災研究所理事・特別研究員の坂口隆夫氏が警鐘を鳴らす。
「内閣府の想定では全壊または焼失する建物は最大61万棟、死者は2万3000人とされますが、はたしてその程度ですむのか疑問です。能登半島地震でも、想定以上の被害が出ていますから」
恐ろしいのは、電化製品やガスコンロなどから発生する大規模な市街地火災だ。木造住宅の多い下町だけでなく、山手地区も楽観視できない。坂口氏が続ける。
「都は23区内で52ヵ所の木造建築密集地を指定していますが、環状7号線内の大田区や品川区内にも点在しています。消防車がなかなか入ることができない細い道路も多く、延焼が拡大する危険性がある。地震に強いと思われるタワーマンションも注意が必要です。高層階になればなるほど揺れが激しくなり、家具類の転倒、落下が相次ぐでしょう」
政府の想定では高さ最大3mの津波も発生し、都心の地下街や地下鉄が水没。首都圏の広大な範囲で浸水するという。