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No.10345 20240305報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月05日 (火) 12時11分 [返信]

【まとめ】
スロースリップと巨大地震続報です。
東日本大震災。この地震の前に10年ほどかけて、震源付近で“スロースリップ”が進行して、大きな地震に至った。
房総沖では、41年間、断続的に、9回のスロースリップが発生した。
このスロースリップから誘発される房総沖巨大地震は、M7.9-M8.6の巨大地震が想定される房総半島南東沖地震です。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1709607552-1016-799.jpg
1923年の関東大震災では、地震規模はM=7・9ですので、それより大きな巨大地震と推察されます。
次回以降、上記房総半島南東沖地震震度分布や津波の文献を探して、報告します。
【内容】
●スロースリップと巨大地震続報
3/2報告で、スロースリップと巨大地震の関連性を報告しました。
その続報です。
https://www.fnn.jp/articles/-/666274

一部引用します。
東京大学 地震研究所・青木陽介准教授
「通常の地震は、たまった力が一気に解放されるので、揺れも大きくなりますので、被害も大きくなります。“スロースリップ”の場合は、1カ月くらいの時間をかけて、ゆっくりゆっくりと力が解放されているというのが特徴」

さらに、このスロースリップという現象は、東日本大震災の前にも起きていたという。

東京大学 地震研究所・青木陽介准教授「東日本大震災を引き起こしましたけど、この地震の前に10年ほどかけて、震源付近で“スロースリップ”が進行して、大きな地震に至ったということがあります」

青木准教授によると、千葉県内で起きているスロースリップが大地震を誘発する可能性は否定できないという。

★★
千葉県東方沖で、スロースリップが発生していることが分かった。

1983年、1990年、1996年、2002年、2007年、2011年、2014年、2018年、2024年の計9回、スロースリップが、41年間、断続的に、9回のスロースリップが発生したわけです。

東日本大震災では、この地震の前に10年ほどかけて、震源付近で“スロースリップ”が進行していたと上記の青木陽介准教授は、話していますが、房総沖では、41年間も“スロースリップが発生したわけです。

「千葉県内で起きているスロースリップが大地震を誘発する可能性は否定できない」わけです。
では、スロースリップから誘発される巨大地震で可能性が高いものを下記に示します。

https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1709607552-1016-799.jpg

左側は、過去8回の房総沖スロースリップ震源域の図示です。
右側は、黄色で示されたM7.9-M8.6の巨大地震が想定される房総半島南東沖地震の想定震源域です。
左側の震源域と右側の黄色で囲まれた巨大地震震源域はほぼ重なっています。

No.10346 他の報道 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月06日 (水) 01時36分

わかりやすい他の報道を紹介します。

https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/ytd32aca07d9de4441864db1518fed0cb3

上記の一部を引用します。
Q.ゆっくり跳ね上がるところでは何が起こっているのでしょうか?
(京都大学・梅田康弘名誉教授)
「ゆっくり動くというのは、陸側のプレート全部が動くのではなく、その中のごく一部がゆっくり動いているのです。全体が動いてしまうと巨大地震になってしまいます。ほんのわずかな部分がずるずるっと滑っているイメージです」

Q.今回ゆっくりすべりが起こったのは、同じ場所なのでしょうか?別の場所なのでしょうか?
(梅田名誉教授)
「ほとんど同じ場所です。そういう性格のある場所なんです。固着しているところが大半なんですが、ごく一部そういう弱いところがあって、そこが繰り返しゆっくりずるずるすべるんです」

Q.なぜ弱い部分があるのですか?
(梅田名誉教授)
「流体というものがあって、流体が上がってくるとそれが潤滑油のようになって滑りやすくなるんです。
それが溜まってくると圧力が上がって、ずるずるずるっと滑るというメカニズムです。基本的には流体が入ると岩石が滑りやすくなるので、『横ずれ』でも『境界』でも『縦ずれ』でも同じように滑ります」

Q.千葉県東方沖というのは、もともとそういう特徴のあるところなのか?たまたまゆっくり滑ったのか?どちらなのですか?
(梅田名誉教授)
「そういう性格のある場所です。過去にも6回くらい2年ないし6年位で同じところで起こっています。これ自体は“ゆっくりすべり”で被害もないのですが、これが起こると周りにストレスを溜めてしまうのです。それが誘発地震を起こしてしまって、今回の地震活動になるんです」
“ゆっくりすべり”がきっかけで大地震が起こる可能性も…「周囲にストレスが溜まってしまう」

千葉県地震被害想定調査

 千葉県は2016年、3回にわたる地震被害を調査し最新の科学的知見を踏まえ、地震被害想定調査を公表しました。
房総半島の東方沖、深さ25キロを震源とするマグニチュード8.2の地震を想定した場合、主な被害は津波によるもので、最大の波の高さは8.8メートルの高さになり、死者数は最大5600人、建物被害も全壊が約2900棟などとなっています。

Q.今回の千葉東方沖地震は、首都直下地震を誘発するものでしょうか?
(梅田名誉教授)
「ちょっと難しいんですが、『千葉県東方沖』は海なので、首都直下からは外れています。ですが、3月2日に千葉県南東部のちょっと離れたところの陸地でマグニチュード5.0地震が起きました。これは直下地震に入るんです。
地震を誘発したのが“ゆっくりすべり”の周辺だけに止まっていれば良いのですが、離れたところに誘発し始めると直下型地震に繋がる恐れがあります」

No.10347 わかりやすい他の報道その2 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2024年03月06日 (水) 02時09分

https://www.asahi.com/articles/ASQ3773XJQ33UDCB00Q.html

千葉県は2016年、房総半島東方沖で発生が予想される巨大地震の被害想定を発表した。震源はいすみ市沖約75キロで、地震の規模を示すマグニチュード(M)は8・2。この地震により、県内で最大約5600人の死者が出るとしている。

 特徴は、県沿岸部への津波の到達時間の短さだ。

 銚子市には県内で最も高い8・8メートルの津波が地震発生後32分で到達する。いすみ市や御宿町、勝浦市には、さらに早く、同約20分で7~8メートル級の津波が来る。

★★
上記で紹介されている千葉県の調査報告書
https://www.pref.chiba.lg.jp/bousaik/higaisoutei/2627houkokusho.html

この中で房総半島東方沖地震を見てください。

その中で津波被害の概要部分のみを引用します。
「「
1) 計算結果の概要
房総半島東方沖日本海溝沿い地震による津波浸水域について、堤防あり条件で計算した。
津波影響開始時間(津波高がに達する時間)は南房総市で最も早く、約6分で到達する

また、最大水位に到達するのは南房総市で最も早く、16分で到達する。

(2) 被害の大きい地域の様相
勝浦市周辺では市街地で浸水深が2m以上となり、広い範囲で20分から25分で浸水をすると想定される。

御宿町についても同様に、広い範囲で浸水し、20分から25分で浸水をすると想定される。

いすみ市も広範囲で浸水深が2m以上となり、勝浦市や御宿町よりも全範囲が浸水する
までの時間がやや遅いものの、概ね似たような傾向がみられる。

これに対して旭市については、東日本大震災において甚大な被害をうけたものの、今回
の予測結果においては、堤防が機能するため市街地への浸水がなく、沿岸部にとどまると
いう結果になっている。



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