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No.10314 20231206報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年12月07日 (木) 14時28分 [返信]

真冬の防災その2
●ライフジャケットで津波から命を守れる可能性が高まる
https://scienceportal.jst.go.jp/gateway/clip/20180625_01/

抜粋引用します。

〇大きな津波が来れば、多くの人が溺死で犠牲になる。だが、この溺死を簡単な方法で防ぐことができるかもしれない。ライフジャケットの着用である。

〇津波にのまれると、人はもう浮き上がれない

〇ライフジャケットを装着した人形は、体が水中に沈んでいても、頭はつねに水上に出ていた。頭部の動きの軌跡は、水面の動きに合わせたゆるやかな動きを示し、人の場合でも呼吸し続けることができると考えられる。

〇1に「てんでんこ」、2に「ライフジャケット」
 巨大津波の被害を何度も受けてきた三陸地方では、古くから「津波てんでんこ」という言い伝えがある。「津波が来たときには、各自『てんでに』高台に走れ」という意味だ。

津波がきたときに生き延びるには、1秒でも早く、1センチメートルでも高い所へ避難するのが大原則だ。しかし津波が迫るスピードは沿岸部でおよそ時速40キロメートル。自動車のスピードと等しい。逃げ遅れる可能性は、おおいにある。

そのような事態にどのように対処すべきかの議論が、これまでほとんどおこなわれてこなかったと思います。今回の研究でライフジャケットが有効であることが、とりあえず証明されました。

★★
別の記事から、【水中の低体温症を防ぐ方法】
水とふれる面積を少なくすると、低体温症になるまでの時間を延ばすことができます。

ライフジャケット着用で1人の場合、膝をかかえるように体をできるかぎり丸める姿勢をとります。
ライフジャケット着用で2~4人の場合、お互いの体を合わせるようにするのが有効です。

★★
津波で冷たい海水に触れたくない。それには、最近になり、薄くてそれ自身に保温性はないものの、水の浸入をしっかり止めることができるドライスーツが市場に出回り始めた。「シェルドライスーツ」と呼ばれる。
ただ、ドライスーツの価格は、安いもので10万円前後、高いもので30万円以上と価格帯の広いアイテムです。水の侵入を完全に防ぐことが、ドライスーツの場合は、要点です。

●低体温症防止対策いろいろ
〇衣類以外の必需品は、使い捨てカイロ。
一つずつ両手で持っていると体が温められ、かなり楽になるという。

〇低体温症を防ぐための非常食について、
清水さんは「おなかが減っても簡単には死にませんが、ためている脂肪などが燃え始めるまでに体が冷えてしまうので、糖を取り込んで燃やす必要がある」と話す。
あめやチョコレート、ハイカロリーなお菓子などを普段から多めに買っておけば備蓄になる。

〇津波や洪水、雨でぬれた服は体温を奪う。「子どもは特に汗をかきやすく冷えやすい。着替えは多めに用意し、ぬれた肌着は早めに着替えてほしい」と大場さん。
一番外側に風を通さないウインドブレーカーなどを着るといい。

〇車中泊では、保温断熱シートやマットを備え、毛布や衣類を車に積んでおくのも対策になる。
〇非常用の持ち出し袋は、季節に合わせて中身を見直すことを推奨。


●避難所と低体温症
〇服を濡らした人が避難所に来たとき、服を脱がせることが大切です。
〇冬季、室内温度の低い避難所では、低体温症が起こる可能性があります。

〇低体温症は、「失われる熱」が「得られる熱」より大きくなるときに起こります。
熱の移動には、対流、伝導、蒸発、放射の四つがあります。
1,対流
たとえば、体のまわりにある体温で温まった空気を、うちわや扇風機で追い出すことです。
山登りで強風がふいたとき、風速の2乗に比例して熱が奪われます。
風速2mと風速8mでは、4倍の差があります。このとき、熱は2乗の16倍が奪われてしまいます。
2,伝導
温度が低い床面に寝ると、体から床へ熱が奪われます。
けがの治療のときには、体温が奪われないように地面の上にシートを敷くことが大切です。

③蒸発
気化熱があたります。汗が蒸発するとき、体から熱を奪う現象です。
打ち水では、水分が蒸発してまわりの温度を下げます。

④放射
体育館では、中央付近から約10m離れた壁に向かって体から放射熱が放出されます。
熱の喪失が大きいのが放射です。
避難所の壁や床の温度が低いと、体温が奪われます。
壁の温度が0℃のとき、15℃と比べて、約2倍の放射熱が人体から奪われます。

以上の四つの、対流、伝導、蒸発、放射のうち、避難所では放射の影響をいちばんに考える必要があります。

冬季の避難所・体育館は、天井が高く、生活スペースと壁までの距離があるので、避難者の体から熱が奪われやすい環境となります。

低体温症を防ぎ体温が奪われにくいのは、天井が低く、パーティションまで離れていない環境です。

高地にある山小屋がいい見本になります。
天井が低いので、体から放射を抑えることができ、体を温める点では理にかなっています。

免疫力の下がった高齢者や基礎疾患のあるかたの避難スペースは、学校を想定すると、体育館より教室が望ましいでしょう。

体育館に高齢者や基礎疾患のあるかたの避難スペースをつくらざるを得ないときは、高さ150cm程度の段ボール製パーティションあるいは防災テントで約2m四方を囲むことが大切です。

そのとき、床面に断熱材を敷いたり、就寝の際に天井部分に覆いをつけたりして体温の熱が逃げないように工夫することが大切です。

★★
上記記載のように、床面に断熱材という言葉が何回も出ます。
段ボールベッドを真冬の防災その1で紹介しましたが、
デュポンタイベックソフトウェア ESBと違って、持ち運びが容易でないです。

BasicStandard アルミシート サバイバルシート
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150gで、たたむと文庫本サイズになる。
アマゾンで、1700円くらいで売っています。

皆様も、探してみてください。
ちなみに、昨日紹介した、デュポン特殊寝袋は、アマゾンや楽天では、品切れになってしまいました。Yahooショッピングでは、まだ売っています、



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