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No.10217 20230418報告 投稿者:栃木の研究者   投稿日:2023年04月18日 (火) 03時44分 [返信]

巨大地震の特徴を再度報告します。
今回予想の巨大地震に通じるためです。
本日は東日本大震災、次回は大正関東地震(関東大震災)です。

東北地方太平洋沖地震は、2011/03/11:14時46分に日本の三陸沖の太平洋を震源として発生した超巨大地震です。
気象庁による正式名称は
「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」。

地震の規模はMw9.0(気象庁)で、国内の観測史上最大規模だった。
また宮城県栗原市で最大震度7が観測された。
震度7が記録されたのは、1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)・2004年の新潟県中越地震以来、観測史上3回目である。

この地震による災害を総称して「東日本大震災」と呼ばれる。
本震とそれに伴う大津波、その後の余震は東北から関東にかけての東日本一帯に甚大な被害をもたらした

太平洋プレートと北アメリカプレートの境界域(日本海溝付近)における海溝型地震で、
震源域は岩手県沖から茨城県沖にかけての南北約500 km、東西約200 km、およそ10万平方キロの広範囲にわたった。

本地震の特徴です。

●海溝型地震であったこと
北アメリカプレートと、その下に沈み込む太平洋プレートの境界部、日本海溝で発生した海溝型地震であった。

●連動型地震であったこと
数十年 - 百数十年間隔で発生する海溝型のM8前後の大地震ではなく、
それらが複数同時に発生する連動型地震であった。
日本では19世紀終盤の近代観測開始以来、初めて明瞭に連動型地震と断定されるものであった。
東北太平洋沖でこのような連動型地震が発生する事態は「想定外」であったといわれている
本地震後、新たな知見の集約や地震想定を見直す動きが活発化している。

●超巨大地震であったこと
Mw9.0は「超巨大地震」に分類され、19世紀終盤からの世界観測史上数回しか発生していない未曾有の規模であり、日本国内では観測史上最大の規模であった。

●広範囲で強い揺れを感じたこと
規模が大きく震源域が南北に長かったため平行する本州・東日本の広範囲で強く揺れた。また、減衰しにくい長周期地震動によって名古屋、大阪など遠方でも揺れを観測し建物が損壊した。

●揺れが長時間続いたこと
本震の地震動は東日本全域で6分間以上継続し、長い揺れとして体感された。
長周期地震動は10分間以上、地球を自由振動させる超長周期地震動に至っては数十時間にわたって観測された。
断層が滑る過程で、強い地震波を放出する破壊が数回に分けて断続的に発生したことが原因だとする説が発表されている。

●高い津波が発生したこと
東北・関東・北海道などの太平洋岸に数m以上の巨大津波が到達、内陸の浸水が広範囲に及んだ。津波地震でみられるような海溝寄りにおけるゆっくりとした断層の滑りや、津波が高さを増すような複数回にわたる滑りが生じていたことなどが原因だとする説が発表されている。

●大きな地殻変動が生じたこと
東日本全域にわたる東方向への地殻変動や東北太平洋岸の地盤沈下などが、本震により急激に発生、その後も速度を緩めながらゆっくりと進行している。

●液状化現象が多発したこと
関東地方の津波の影響を受けなかった埋立地を筆頭に液状化が顕著に現れた。

●前震とみられる地震があったこと
本地震発生2日前の3月9日、前震とみられるM7.3、最大震度5弱の地震が三陸沖で発生した。その地震による震度1以上の余震は、本地震発生当日の3月11日午前まで発生している。

●余震や誘発地震が多発していること
その規模の大きさに比例して余震の回数・規模ともに大きく、地震学で通常「余震域」とされる地域の外で「誘発地震」が発生した。研究者・行政双方から、東日本では本地震による地殻変動の影響などで、被害をもたらすような地震の発生が促されているとの発表がなされており、警戒が強められている。


上記のような特徴を有する超巨大地震でしたが、ここでは、特に、連動型地震についてとり上げます。

連動型地震

気象庁は地震発生後、この地震は単一ではなく、3つの地震が連動したもの(連動型地震)と解析した。
会見で同庁地震予知情報課の課長は、「5分前後かけて連続して発生するという、複雑な起こり方をしている。極めてまれで、気象庁の観測で初めての経験」と述べた。
文部科学省の地震調査委員会は13日に臨時会を開き、破壊断層は南北に400 km、東西に200 kmの広範囲で、少なくとも4つの震源領域で3つの地震が連動発生したと述べた。
東京大学地震研究所は、「大きな断層破壊が、1.宮城県沖、2.宮城県のさらに沖合、3.茨城県北部沖の陸に近い部分、の順に起こった」と説明している。
このうち第2の断層破壊で非常に大きな地殻変動が起きており、最大滑り量は30 m超あるいは60 mと推定されていたが、最終的にこの滑り量は平均で62 mと計算された。
この最大滑り量は2004年スマトラ島沖地震など世界の他の超巨大地震よりも大きく世界最大のものである。
震源域の中で強い地震波を放出した点(破壊が大きいところ、セントロイド)は大きく震源の東側付近と茨城県沖の2つに分かれており、連動型地震特有の長く複雑な破壊過程を経た。
震源域が広いため広範囲で揺れを観測し、プレート境界深部が破壊したため震源域近部では強震となった。
また、プレート境界浅部が2度にわたって破壊したことで2つのピークを持つ大津波を生じた。




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