【まとめ】
世界でただ一人東日本大震災の発生を予想したAlexey Lyubushin氏の巨大地震前兆把握
毎月の解析結果が2012年より公開されている。
この11年間の中で、特徴的な変化として、
2020年10月と2023年1月に日本に大地震(巨大地震)の前兆があります。
前回の大きな異常である2020年10月。その後、4回の震度5弱の地震が発生。
そして、
2021年2月13日 福島県沖M7.3 最大震度6強 津波を観測
2023年1月の解析図は、2020年10月よりさらに大地震(巨大地震)の前兆があることを示しています。
【内容】
世界でただ一人東日本大震災の発生を予想したAlexey Lyubushin氏の巨大地震前兆把握
日本のF-net(日本の広帯域地震観測網)のデータ解析結果を紹介し、
日本のどこで、巨大地震が発生する危険性があるか、毎月解析し、その結果は公開されています。
2023年1月に大きな特徴がみられました。
次の図を見てください。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1675704077-722-794.jpg上段の2つの図は、指標1のΔα(multi-fractal singularity spectra support width)を地図上に表示したものです。
紫が最もリスクが高く、次に高いのが青です。最もリスクが小さいのが赤です。
下段の2つの図は、指標2のEn(low-frequency seismic noise wavelet-based normalized entropy)を
地図上に表示したものです。
Enは低周波地震ノイズのエントロピーを正規化したものです。
赤が最もリスクが高く、次がオレンジ色、次が黄色です。
2012年から2023年1月まで、毎月のデータが公開されています。
特に、2020年10月と2023年1月に日本に大地震(巨大地震)の前兆があります。
前回の大きな異常である2020年10月
その後、
2020年11月22日 茨城県沖 M5.7 最大震度5弱
2020年12月12日 岩手県沖M5.6 最大震度5弱
2020年12月18日 新島・神津島近海M5.0 最大震度5弱
2020年12月21日 青森県東方沖 M6.5 最大震度5弱
4回の震度5弱地震が連続します。そうして、
2021年2月13日 福島県沖M7.3 最大震度6強 津波を観測
この被害地震が続きました。
2023年1月は、2020年10月より、より大地震(巨大地震)の危険度が高い解析結果となっています。