●最近の宏観異常現象(こうかんいじょうげんしょう) 〇Asagei Biz-アサ芸ビズ:2023年1月22日 18:00 最近、テレビや新聞などで報じられている全国各地の温泉の湯量減少。長野県千曲市の日帰り温泉施設「佐野川温泉 竹林の湯」は、数年前から源泉の湧出量が半分以下に減っていたが昨年11月に入ってさらに減少。12月25日以降、施設は休業しており、営業再開のめどは立っていない。
また、「津軽富士」の愛称で知られる岩木山の麓にある青森県弘前市の「嶽温泉」でも源泉のひとつが約5分の1に激減。お湯の温度も20℃低くなり、1674年創業の老舗旅館「山のホテル」は11月から全館休業。今月17日には破産申請の準備を進めていることを地元メディアが一斉に伝えた。
同じ青森県内では昨年5月に源泉かけ流しで人気だった「はちのへ温泉」(八戸市)が湯量減少を理由に閉館。温泉業界にとっては死活問題で、公表していないだけで同様の悩みを抱える施設は多いと言われている。
実際、地震前に温泉や井戸水の湧出量や温度の変化、混濁などが報告された事例は世界各地にあり、日本では1943年に起きた「鳥取地震」が有名。県内の複数の温泉で無色透明の湯が白濁し、その一部は湧出量が1.5倍になったとの記録が残っている。 (以下省略)
〇地震への備えあらためて 日高新報:2023/1/14 先日まで、大阪湾の淀川河口付近に現れたクジラのニュースをよく見た。体長約8bのマッコウクジラで、9日の朝、水深2bの浅瀬にいるのを発見された。監視を続けていた大阪海上保安監部によると、11日の夕方以降、尾びれを動かしたり潮を吹いたりする様子が確認できなくなり、衰弱が心配されていたが、13日に死んでいるのが確認された。
連日の報道で、2002年8月に多摩川に現れたアゴヒゲアザラシ「タマちゃん」のように人気者になると思ったが死んでしまい残念。なぜ淀川に迷い込んだかについては、えさを追いかけてきたとか、体調不良で泳ぐ力が弱まり潮流に流されたなどと専門家らが話していたが、「大地震の前兆では」という話題もあった。
2011年2月にニュージーランドで発生したカンタベリー地震の2日前に、スチュアート島にゴンドウクジラ107頭が座礁。日本でも同年に起きた東日本大震災の1週間前に、茨城県鹿嶋市の海岸にイルカの一種であるカズハゴンドウ約50頭が打ち上げられ、16年の熊本地震では8日前に、長崎市大籠町の砂浜にザトウクジラが座礁したという。本震前の余震によって海底で起きた大きな振動が、クジラやイルカの超音波の発信能力にダメージを及ぼし、方向感覚などを失って座礁したと指摘されている。
地震とクジラの座礁の関係は立証されておらず、今回は群れからはぐれた1頭の話なので必要以上に怖がらなくてもいいと思うが、いつ起こるか分からないのが地震。阪神淡路大震災が起こった1月17日も間もなく。これを期にあらためて家具の固定や非常持ち出し品・備蓄品等のチェックなど、自宅でできる対策を確認しておこう。
〇「100頭ぐらいいた」 トド、クジラに続き今度は東京湾にイルカの大群 TBS NEWS DIG 2023/1/23
先週、トドやクジラが目撃された東京湾で、今度はイルカの群れが目撃されました。 「うわーすご、こんな出たら魚いなくなっちゃう」 水しぶきが上がる海面。飛び跳ねているのはイルカです。群れをなして泳いでいるのがわかります。 この動画を撮影した高校生によりますと、きのう正午ごろ、東京湾の神奈川・横須賀沖で釣りをしている最中にイルカを目撃したときの映像だということです。
撮影した男子高校生 「イルカが見えて驚きました」
男子生徒は「東京湾でイルカを見たのは初めてだ」と話していました。 また、同じくきのう、神奈川・横須賀沖でイルカを撮影したという男性は「正確に数えていないが、100頭近くいたのではないか」と話しています。 東京湾では先週、トドやクジラといった湾内では珍しい動物が相次いで目撃されています。
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