【まとめ】
●首都圏:M7クラスの震災地震モニタリング7/20,9/25,10/25報告続報
長野県軽井沢と千葉県九十九里浜観測点の全期間の大気中ラドン濃度の変動を示した。
ラドン異常は、3年間継続し、
毎年異常濃度の程度が、大幅に増加しています。
この点は、東日本大震災時に観測されたラドン異常の特徴と一致している。
また、図の赤枠で示したように、両者の異常濃度期間は凡そ一致しています。これは、大地震は一つである可能性を示しています。
最後に、上左図に関東の地震前兆と本サイトが予想する関東平野北西縁断層帯の位置をまとめています。
この断層帯が前兆の中心に位置していることがわかります。
【内容】
●首都圏:M7クラスの震災地震:前兆の詳細な解析
10/25には、異常がピークに達している最近4か月の長野県軽井沢と千葉県九十九里浜観測点の大気中ラドン濃度を中心に報告しました。
本日は、両観測点の全観測期間のラドン変動を報告します。
長野県軽井沢観測点では、凡そ2年半の観測期間
千葉県九十九里浜観測点では、凡そ3年半の観測期間
https://userimg.teacup.com/userimg/9201.teacup.com/tochiken/img/bbs/0000654.jpg上図が軽井沢、下図が九十九里浜です。
軽井沢ラドンの異常は、3年間継続し、矢印で示したように、
毎年異常濃度の程度が、大幅に増加しています。
九十九里浜ラドンの異常も、3年間継続し、
異常濃度のピークは、やはり本年の最近4か月間です。
このように、ラドン異常が凡そ3年継続していることが最大の特徴です。震災地震クラスの特徴です。
東日本大震災で示します。
https://userimg.teacup.com/userimg/9201.teacup.com/tochiken/img/bbs/0000655.jpg東日本大震災の大気中ラドン濃度異常をまとめたものです。
東日本大震災の震央の100km圏内の福島医科大学で観測された。
東日本大震災でも、異常期間は凡そ3年間で、断続的に3回のピークがあり、3回目が異常のピークになっています。
長野県軽井沢と千葉県九十九里浜ラドンに戻ります。
図の赤枠で示したように、両者の異常濃度期間は凡そ一致しています。
これは、大地震は一つである可能性を示しています。
最後に、上左図に関東の地震前兆と本サイトが予想する関東平野北西縁断層帯の位置をまとめています。
この断層帯が前兆の中心に位置していることがわかります。