【まとめ】
本州中央部を横断する深発地震帯の北端に、6/4、幾重の筋状雲が発生。
今後、深発大地震が予想される。
1994/7/22には、この地域でM7.6の深発大地震が発生した
その後、北海道東方沖巨大地震、三陸はるか沖大地震、阪神淡路大震災と連鎖した。
今回の地震の規模とその後の連鎖が懸念される。
【内容】
●本州中央部を横断する深発地震帯の北端で予想される深発大地震とその後
〇本サイト空の掲示板No.44983
6月4日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学&ひまわり8号
青森県遥か西方沖の日本海に、幾重の筋状雲が現れています
〇本州中央部を横断する深発地震帯の北端で予想される深発大地震
上記「幾重の筋状雲」が発生する地域は、震源を示すことが多い。
6/4の幾重の筋状雲の発生地域を地震活動とともに下図に示した。
https://userimg.teacup.com/userimg/9201.teacup.com/tochiken/img/bbs/0000441.jpg右図に6/4の幾重の筋状雲の衛星画像
左図に最近82年間のM5以上の地震活動を示す。
東北から北海道の日本海側に地震活動が集中しています。
この地域は、日本海東縁部地震帯です
過去にM8クラスの巨大地震が幾度も発生し,その津波による被害も甚大であった.その日本海東縁部では,プレート境界が南北方向に分布する何条かの断層・褶曲帯(ひずみ集中帯)より成りたっています。
6/4の幾重の筋状雲が発生している地域は、
本州中央部を横断する深発地震帯の北端にあたります。
今回の幾重の筋状雲が示す地震は深発地震であると推察する
〇本州中央部を横断する深発地震帯の北端の過去の大地震とその後
1、1994/7/22:日本海北部:ウラジオストック:M7.6深さ550km
この地震帯で発生した大地震です。
その深発地震で、日本の広い範囲で震度1-3を観測した。
2、本地震発生のその後
1994年10月4日
北海道東方沖巨大地震 - M8.2、
北海道釧路市・厚岸町で最大震度6、死者・行方不明者は北方領土で11人。
1994年10月9日
北海道東方沖で地震 - M7.3、北海道釧路市で最大震度4、北海道東方沖地震の最大余震。
1994年12月28日
三陸はるか沖地震 - M7.6、青森県八戸市で最大震度6、死者3人。
1995年
1月7日 岩手県沖で地震 – M7.2、
青森県八戸市、岩手県盛岡市・葛巻町で最大震度5、三陸はるか沖地震の最大余震。
1月17日 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災、阪神大震災)
Mj7.3(旧Mj7.2、Mw6.9)、兵庫県南部・淡路島北部で最大震度7、
死者・行方不明者6,437人。
このように、本州中央部を横断する深発地震帯の北端で大地震が発生し、その後
北海道東方沖巨大地震、三陸はるか沖大地震、阪神淡路大震災と連鎖した。