【まとめ】
2018年大阪府北部地震再来の懸念:その70
東大阪市ラドン観測凡そ5年間。
初めて2019/12/26から3シグマを超えるラドン異常を観測した。
2018/6/18:大阪府北部地震の8か月前にも高い濃度を観測したが、
2019/12/26の濃度には及ばなかった。
大阪府北部地震1か月半前に、最低濃度域になった。
最近の濃度はまだ、その最低濃度域には達していない。
大阪府北部地震発生時と比較すると、
地震発生の準備はまだできていないようですが、
ラドン濃度の異常値から判断すると、大阪府北部地震より強い地震が予想されます。
また、報告します。
【内容】
●2018年大阪府北部地震再来の懸念:その70:1月4日、2月9日報告のその後
◎【20200209報告まとめ】
1995/1/17に発生した阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)。
震源断層の六甲淡路島断層帯。その近傍の神戸薬科大学では
地震発生前、11年間は、+3シグマを超えるラドン異常は発生していなかったが、
阪神淡路大震災の約2か月前から神戸薬科大学で3シグマを超えるラドン異常を観測した。
同じ関西の東大阪市。2019/12/26以前4年半は3シグマを超えるラドン異常はなかったが、
2019/12/26から3シグマを超えるラドン異常を観測した。
◎最近の東大阪市ラドン濃度変動
東大阪市の凡そ5年間のラドン濃度観測。
下図に示した。
https://userimg.teacup.com/userimg/9201.teacup.com/tochiken/img/bbs/0000360.jpg上の図は、5年間の観測のラドン変動です。
5年間の観測の最高濃度域を2019年12月に観測し、初めて、異常濃度となった。
その後、2020年2月以降、なだらかに減衰中。
2019年12月以前の最高値は、2018/6/18:大阪府北部地震の8か月前です。
その後、なだらかに減衰し、大阪府北部地震の1か月半前に、最低濃度域になった。
下図は、2019年8月以降の東大阪市のラドン変動を見たものです。
2019年12月-2020年1月に異常濃度を観測。その後、なだらかに減衰中。
しかし、2018/6/18:大阪府北部地震前の最低濃度域にはまだ達していないことがわかる。