【まとめ】
福岡市観測VLF帯電磁波ノイズ終息が近い。
凡そ2年近く、継続した超長波(VLF)電磁波ノイズが終息に近い。
終息すれば、西日本から南西諸島で、9日以内に地震が発生すると予想される。
可能性がある地震は、本サイトが予想する
日向灘から南西諸島北部(沖縄本島から薩南諸島)で、M7大地震
または
2018年大阪府北部地震再来の懸念:その65,近畿地方の強い地震(M7以上の場合)
どちらかであると思われます。
また、報告します
【内容】
●福岡市観測VLF帯電磁波ノイズ終息が近い
凡そ2年近く、継続した超長波(VLF)電磁波ノイズが終息に近い。
終息すれば、西日本から南西諸島で、9日以内に地震が発生すると予想される。
可能性がある地震は、本サイトが予想する
日向灘から南西諸島北部(沖縄本島から薩南諸島)で、M7大地震
または
2018年大阪府北部地震再来の懸念:その65,近畿地方の強い地震(M7以上の場合)
どちらかであると思われます。
特に前者は
大気重力波などの衛星画像前兆
11/22,12/6, 12/9,12/10,12/11に顕著な前兆が観察された(1213報告)。
さらに、12/15,12/18,12/19,12/21,12/22も観察された。
●長波電磁波ノイズと地震
China News Service:Ecns.cnの2020/1/14の記事によりますと、
中国は、地震予知や、地下の鉱物、石油、ガス資源の探査を目的として
世界初の極超長波、高出力の電磁波送受信機を用い、
半径数千km、深さ10kmまでの低周波電磁波信号を検出可能にした。
http://www.ecns.cn/news/2020-01-14/detail-ifzsqcrm6565000.shtml極超長波:ELF(extremely low frequency)とは3Hz–300Hzの区分の長波で、
周波数が超長波(VLF)よりも低い波長の長波です。
世界的には、1989年10月17日に発生したサンフランシスコの
ロマ・プリータ地震M7.1の直下型地震発生前に極超長波の前兆を観測し、この現象が地震の早期警戒システムに利用できる可能性を示した。
日本では、
愛知県立大学 畑教授の「地震予知と電磁波前兆」の記事があり、
平成9年7月から10カ月間に、M5以上の地震前兆をELF帯電磁波の観測により
検出した26個の地震について、解析しています。
民間で、公開され、本サイトでモニタリングしているのは、
福岡市観測の超長波VLFと極超長波ELFの電磁波ノイズ観測です。
上記、愛知県立大学 畑教授の「地震予知と電磁波前兆」解析記事をもとに
福岡市で、長波の電磁波ノイズ観測により地震前兆検出可能地域を推察した。
検出可能地域を下図に示した。
https://userimg.teacup.com/userimg/9201.teacup.com/tochiken/img/bbs/0000114.jpgM7.2以上の地震前兆では、400km圏内、
M7.5以上の地震前兆では、500km圏内の地震前兆をとらえることができる。
一言でいうと、
福岡市の観測では、
西日本から南西諸島のM6以上の大地震の地震前兆把握は可能であると考えられる。
下記の実績から電磁放射終息後、9日以内に地震が発生すると予想される。
福岡市の長波の電磁波ノイズ観測実績
2000/10/6:鳥取県西部地震:M7.3、震度7
VLF帯電磁放射を観測、終息4日後に地震発生
愛知県立大学 愛知県長久手市 畑教授の観測実績
1997/11/11:伊豆諸島鳥島近海M6.0、
ELF帯電磁放射を観測。終息4日後に地震発生
1998/3/1:東海道南方沖M6.0
ELF帯電磁放射を観測。終息8日後に地震発生
1998/5/4:石垣島南方沖M7.7
ELF帯電磁放射を観測。終息9日後に地震発生