【まとめ】
●2018年大阪府北部地震再来の懸念:その63
1995/1/17に発生した阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)。
震源断層の六甲淡路島断層帯。その近傍の神戸薬科大学では
地震発生前、11年間は、+3シグマを超えるラドン異常は発生していなかったが、
阪神淡路大震災の約2か月前から神戸薬科大学で3シグマを超えるラドン異常を観測した。
地震発生の約17日前まで、ラドン濃度は上昇を続けた。
同じ関西の東大阪市。2019/12/26前4年半は3シグマを超えるラドン異常はなかったが、2019/12/26から3シグマを超えるラドン異常を観測し、2020/1/2までラドンは上昇を続けた。
上記神戸薬科大学のラドン異常を当てはめると、1/2+17=1/19。
東大阪市の近郊の生駒活断層と上町活断層で、強い地震が発生する恐れがある。
阪神淡路大震災では、2か月間、ラドン異常が続いていたが、今回の東大阪の異常はそれよりかなり短いので、大震災クラスの地震ではないと推察する。
今後、今まで継続してきた
(1)本サイトの観測観察(愛知県西部、滋賀県大津市、京都府南部、淡路島)、
(2)西日本FM放送波地震エコー、
(3)近畿圏の地下水位の変動、
(4)京都市の流星電波観測のノイズ:
(5)近畿圏の地震活動:京都大学防災研究所
のモニタリングを継続し、異常があれば、報告します。
【内容】
●2018年大阪府北部地震再来の懸念:その63,10/21観測
◎阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)前のラドン異常と東大阪のラドン異常
下図に示した。
https://userimg.teacup.com/userimg/9201.teacup.com/tochiken/img/bbs/0000062.jpg1995/1/17に発生した阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)。
震源断層は、六甲淡路島断層帯でしたが、その近傍の神戸薬科大学で観測された大気中ラドン濃度異常を上記の上図に示した。
地震発生前、11年間は、+3シグマを超えるラドン異常は発生していなかった。
しかし、文献によると、
阪神淡路大震災の約2か月前から神戸薬科大学で3シグマを超えるラドン異常を観測した。
地震発生の約17日前まで、ラドン濃度は上昇を続けた。
上記の下図は、twitterで、東大阪市のラドン観測の公開値をグラフ化したものです。
2019/12/26前4年半は3シグマを超えるラドン異常はなかった。
ところが、2019/12/26から3シグマを超えるラドン異常を観測し、2020/1/2までラドンは上昇を続けた。
東大阪市の近郊には、生駒活断層と上町活断層が存在します。