●埼玉県、群馬県、栃木県の内陸直下型地震:M7クラスの震災地震:
8/14&8/16詳述:10/19,10/27,11/9続報
〇予想震源域
関東平野北西縁断層帯(深谷断層帯・綾瀬川断層)
又はその断層に並行する平井-櫛挽くしびき断層帯
関東平野北西縁断層帯は、群馬県高崎市・埼玉県本庄市・同深谷市・同熊谷市の南西側に
主要部だけで長さ70Kmに達する活断層帯です。
断層帯の詳細、将来の地震発生の可能性、震度分布予想:
https://www.jishin.go.jp/regional_seismicity/rs_katsudanso/f031_fukaya-ayasegawa/〇震度6強-震度7の震災地震(上記震度分布による)
〇本サイトのラドン観測点と断層帯の距離
長野県軽井沢観測点:高崎市(断層帯北端)との直線距離:37km
茨城県南部観測点:埼玉県熊谷市(断層帯南端)との直線距離:71km
栃木県北部観測点:埼玉県熊谷市(断層帯南端)との直線距離:69km
栃木県南部観測点:埼玉県熊谷市(断層帯南端)との直線距離:50km
〇予想地震の根拠
本サイト茨城県南部、栃木県北部、栃木県南部、長野県軽井沢観測点
大気中ラドン濃度観測のウルトラ異常
下図に、4観測点のラドン変動を示した。
https://userimg.teacup.com/userimg/9201.teacup.com/tochiken/img/bbs/0000006.jpg左図:本サイト茨城県南部観測点:大気中ラドン濃度の変動
2011/11/26-2019/11/8
中図: 本サイト茨城県南部,栃木県北部,栃木県南部観測点の大気中ラドン濃度の変動
2019/7/1-2019/11/8
右図:本サイト長野県軽井沢観測点の大気中ラドン濃度の変動
2018/6/15-2019/11/5
まず、中図のグラフです。北関東3観測点のラドン変動、最近4カ月半です。
茨城県南部、栃木県北部で、8/8-8/20の同時期に、ウルトラ異常を観測した。
最高濃度は、200-250ベクレルです。
予想活断層南端から凡そ70km
このウルトラ異常を、左図の茨城県南部の過去8年間の変動で見ると、
8/8-8/20の異常は、シックスシグマ:100万分の3.4回の頻度をはるかに超え、
過去8年間で、最大の異常となっています。
次に、
右図の長野県軽井沢のラドン変動をみます。
予想活断層北端から凡そ40kmです。
その異常濃度期間は、7/26-10/24の凡そ3カ月間です。
ラドン最高濃度は、茨城栃木の最高濃度の凡そ倍の500ベクレルです。
軽井沢の異常濃度期間と茨城栃木のラドン異常期間は一致しているので、同一震源をとらえていると推察する。
軽井沢と茨城栃木を比べると、
軽井沢で、最高濃度、異常濃度期間が著しく高い。
関東平野北西縁断層帯に、軽井沢観測点が非常に近いためであると考えられた。
以上まとめると、
北関東と軽井沢のラドン異常が、ピーク時に、200-500ベクレルと異常に高く、
軽井沢では、異常濃度期間が凡そ3か月間に達していることから、
M7以上の大規模内陸直下型地震前兆であると判断した。
〇発生時期
直前前兆を示す首都圏VHF帯放送波伝搬異常のー3シグマ以上の明瞭な伝搬異常。
この指標に、今のところ大きな異状はない。これが始まれば、最後の前兆です。
11/13:4-5時、さいたま市→群馬県桐生市のルートで、伝搬異常発生。
M4.5-M5程度の地震が、北関東で予想されます、前駆活動のような地震が北関とでは続いています。