【まとめ】
本日は予定を変更して、1/3熊本地震について報告します。
2019/1/3:午後6時10分:熊本地方:M5.1:最大震度6弱
熊本市北部で発生し、2016年熊本地震の余震活動域から凡そ20km離れた位置で発生し、
別地震のようだった。
凡そ3年間の本サイト熊本県北部観測点大気中ラドン濃度変動と、
周辺で発生した震度5強以上の大地震(本観測点で、震度2以上)を図20190104の左側に示した。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/kumamoto19103.jpg2016/4/16の熊本大地震の前兆は、観測開始が遅く、とらえることができなかった。
しかし、その後の震度5強以上の大地震の、3-6か月前には、本観測点で、
+3シグマ以上の異常値を観測していた。今回の1/3大地震の3か月前に、異常値を観測していた。
本サイト熊本県西部観測点では、+2シグマ以上の準異常値を、2018/12/5-12/8に観測していた。
今回の1/3大地震の1か月前だった。
今後は、本サイト熊本県西部観測点と熊本県北部観測点の大気中ラドン濃度が再度、
準異常値や異常値を観測したら、報告します。
明日は、房総沖巨大地震続報:津波想定
明後日は、早ければ、1月下旬にも本巨大地震発生が予想されるので、
2種類の直前前兆把握方法を報告します。
現時刻では、本巨大地震直前前兆は発生していません。
その他、各地域別前兆に大きな変動なしです。
【内容】
本日は予定を変更して、1/3熊本地震について報告します。
●2019/1/3:午後6時10分:熊本地方:M5.1:最大震度6弱
この地震の影響で、
熊本県和水(なごみ)町で震度6弱、熊本市北区と玉東(ぎょくとう)町で震度5弱の揺れを観測したほか、
九州から中国地方、四国地方の広い範囲で震度4から1の揺れがあった。
またこの地震から38分後の午後6時48分にも、同じ震源で推定M3.0、最大震度2の余震が観測されている。
気象庁は午後8時10分に開いた会見で、
今回の地震について「2016年4月に起きた熊本地震と震源が離れており、震源近くに既知の活断層はない」として、
2016年熊本地震とは直接関係がなく、これまでに知られていない活断層による可能性が高いと発表した。
また今回の地震は、ふたつの岩盤同士が水平にずれ動く「横ずれ断層型」の地震だと明らかにしたうえで、
「2016年の熊本地震が今回の地震を誘発したかどうかについてはわからない」と述べた。
●最近一か月間の九州の地震活動
図20190104の右側に、最近一か月間の九州の地震活動を示した。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/kumamoto19103.jpg熊本市の南側から、熊本県南部を中心に、2016年熊本地震の余震活動がみられます。
今回の地震は、その余震域から凡そ20km北側の熊本市北部の沿岸部で発生した。
●本サイト熊本県北部観測点と熊本県西部観測点大気中ラドン濃度
凡そ3年間の本サイト熊本県北部観測点ラドン濃度変動と、
周辺で発生した震度5強以上の大地震(本観測点で、震度2以上)を図20190104の左側に示した。
20164/16の熊本大地震の前兆は、観測開始が遅く、とらえることができなかった。
しかし、その後の震度5強以上の大地震の、3-6か月前には、本観測点で、
+3シグマ以上の異常値を観測していた。
今回の1/3大地震の3か月前に、異常値を観測していた。
本サイト熊本県西部観測点では、+2シグマ以上の準異常値を、2018/12/5-12/8に観測していた。
今回の1/3大地震の1か月前だった。