【まとめ】
●千葉県東方沖 で、1983年以降、8回目のスロースリップが発生中
小規模な地震が相次いでいる千葉県の東方沖で、
地下のプレートの境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が起きていることがわかった。
千葉県東方沖では、
1983年・1990年・1996年・2002年・2007年・2011年・2014年の計7回、スロースリップが発生した。
スロースリップ 活動中には、それに伴う群発地震が発生し、マグニチュード4~5の地震が起こる可能性がある。
2011年10月には6回目の観測となるスロースリップ現象が発生した。
本サイト千葉県鴨川観測点では、2011/12/11から、大気中ラドン濃度が大きく上昇。
2012/2/19-2/24:最高濃度251ベクレル、2012/4/26-5/1:最高濃度246-251ベクレルを観測した。
それに伴い、
2012/4/25:千葉県北東部:M5.5:最大震度4
2012/4/29:千葉県北東部:M5.8:最大震度5弱
これらの地震が発生した。
現在発生している8回目のスロースリップ 活動。
本サイトの千葉県鴨川観測点では、大気中ラドン濃度の大きな上昇は観測されなかったが、
近郊の千葉県九十九里浜観測点で、2017年10月から、ラドン濃度上昇。
2018/6/11には、257ベクレルのウルトラ異常を観測。
本サイト千葉県鴨川観測点が、2012年2月と4月に観測した、ウルトラ異常値とほぼ同じ濃度となった。
2012年の本サイト千葉県鴨川観測点の大気中ラドン濃度のウルトラ異常とほぼ同じ現象が
近郊の千葉県九十九里浜観測点で、現在観測されているため、
今後、震度5弱程度の強い地震が懸念されます。
また、報告します。
【内容】
●千葉県東方沖 で、1983年以降、8回目のスロースリップが発生中。
千葉県東方沖 プレートが緩やかに動く 念のため地震に注意:NHK NewsWeb:2018/6/11⇒こちら
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180611/k10011473201000.html(抜粋引用開始)
今月、小規模な地震が相次いでいる千葉県の東方沖で、
地下のプレートの境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が起きていることがわかりました。
過去にはこの現象に伴い、震度4前後の揺れを観測する地震も起きていて、
専門家は、念のため今後の地震活動に注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、今月、千葉県東方沖で小規模な地震が相次いでいて、
3日には千葉県で震度1の揺れを観測しました。
政府の地震調査委員会が11日に開いた会合で、国土地理院や防災科学技術研究所の観測データが示され、
房総半島では今月に入り、GPSによる観測で地盤が南東におよそ1センチずれ動く変化が捉えられたということです。
地震調査委員会によりますと、千葉県東方沖やその周辺では海側のプレートが陸側のプレートの下に沈み込んでいて、
これらのプレートの境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が起きているということです。
(抜粋引用終了)
★★
千葉県東方沖では、
1983年・1990年・1996年・2002年・2007年・2011年・2014年の計7回、スロースリップが発生した。
スロースリップ発生時にはそれに伴う群発地震が発生しており、スロースリップが誘発したものだと考えられています。
活動中にはマグニチュード4~5の地震が起こる可能性があり、
2007年8月の同現象発生時には最大マグニチュード5.3、最大震度5弱となった群発地震が発生しています。
2011年10月には6回目の観測となるスロースリップ現象が発生した。
本サイト千葉県鴨川観測点では、2011/12/11から、大気中ラドン濃度が大きく上昇。
2012/2/19-2/24:最高濃度251ベクレル、2012/4/26-5/1:最高濃度246-251ベクレルを観測した。
その4/26-5/1のウルトラ異常の期間に
2012/4/25:千葉県北東部:M5.5:最大震度4
2012/4/29:千葉県北東部:M5.8:最大震度5弱
これらの地震が発生した。
2014年1月2日~1月10日の7回目の観測となるスロースリップ現象が発生した。
本サイト千葉県鴨川観測点では、7回目のスロースリップに伴う大気中ラドン濃度の上昇は観測されなかった。
また、2014年には、千葉県周辺震源の、強い地震は発生しなかった。
今回、8回目のスロースリップ現象が発生中。
本サイトの千葉県鴨川観測点では、大気中ラドン濃度の大きな上昇は観測されなかったが、
近郊の千葉県九十九里浜観測点で、2017年10月から、ラドン濃度上昇。
2018/6/11には、257ベクレルのウルトラ異常を観測。
本サイト千葉県鴨川観測点が、2012年2月と4月に観測した、ウルトラ異常値とほぼ同じ濃度となった。
2012年の本サイト千葉県鴨川観測点の大気中ラドン濃度のウルトラ異常とほぼ同じ現象が
近郊の千葉県九十九里浜観測点で、現在観測されているため、
今後、震度5弱程度の強い地震が懸念されます。