◎本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度観測、1/22最高値を更新
房総沖巨大地震モニタリングの指標としています本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度観測
2017/1/22時点でのグラフ→こちら
http://bbs3.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseinoti--1485078182-800-435-151.jpg東日本大震災前のグラフ→こちら
http://bbs3.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseinoti--1476450638-800-424-116.jpg2016/9/23:房総三重会合点M6.7地震発生後、顕著な上昇を示し、
2016/10/20:115ベクレル、11/11:117ベクレル、12/24:117ベクレルの+8σ以上という、ウルトラ異常値を観測した。
その後、一旦減衰したが、2017年にはいると、再上昇。
上記115-117ベクレルの濃度を上回る、120ベクレルを、1/22に観測した。
平均値を超えて上昇開始したのが、2016/9/17です。
平均値以上の期間は、129日間となった。
一方、本観測点の東日本大震災前の観測では、
最高値:2010/11/15、91ベクレル
平均値以上の期間:62日間
また、東日本大震災前では、福島市での観測事例が報告されています。
下記報告のグラフから求めると、、平均値以上の期間:100日間
長濱裕幸他(2011):東北地方太平洋沖地震(Mw = 9.0) 前の大気中ラドン濃度変動について、
日本地震学会2011年秋季大会;A32-09
福島県立医科大学(福島市)における大気中ラドンガスの濃度の変動
以上まとめますと、
2016/9/23:房総三重会合点M6.7地震発生の6日前から、本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度観測に於いて、
平均値以上の濃度上昇が続き、
2016/10/20:115ベクレル、11/11:117ベクレル、12/24:117ベクレル、2017/1/22:120ベクレルの+8σ以上という、ウルトラ異常値を観測した。
4回の最高濃度は、本観測点における東日本大震災前の最高値;91ベクレルを、凡そ30ベクレル上回る濃度となった。
また、平均値以上の濃度期間は、129日間となり、
東日本大震災前において、福島市での観測における平均値以上の期間100日を上回った。
最高ラドン濃度、平均値以上の濃度期間ともに、東日本大震災前より大きく上回った。
これらのことから、今回予想する震源域が、東日本大震災の震源域と異なるため、控えめに考えても、
M9クラスの超巨大地震前兆と考えられる。
ラドン濃度が、減衰しないと、地震発生のスタンバイにはならない。
阪神淡路大震災前の神戸薬科大学のラドン濃度収束後、2日後
東日本大震災前の本サイト愛知県西部観測点及び福島県立医科大学(福島市)では、ラドン濃度収束後、80日後、
この2日と80日の違いは、東北大学長濱裕幸教授の上記学会発表時の報告では、
地震の規模が、阪神淡路大震災が、M7.3、、東日本大震災では、M9であり、大きく異なるので、そこに起因すると推察すると報告された。
例が少ないため、今回の本サイト愛知県西部観測点大気中ラドン濃度異常濃度収束後、地震発生までの期間は、
2-80日の間ではないかと、推察します。
しかし、今は、いつ収束するのかが焦点です。
◎観測者仲間の観測観察:1/22
○青森県八戸市
ラドンが急上昇し、最高値を記録しました。
★★
上記愛知県西部観測点のラドンが最高値を更新した日に、青森でも、最高値を更新した。