◎九州で、大きな地震の恐れ
11/6:20時17分頃 福岡県北九州地方 M3.3 震度3の地震が発生しました。
この地域の地震は珍しく、不吉な予感がしましたので、私どもの観測データを見なおしました。
図2016110701に、本サイト熊本県北部観測点の大気中ラドン濃度の最近1年間の変動を示した。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/kumamo20152016.jpg2016/1/1:67ベクレル、2016/2/14:58ベクレルをピークにして、ラドン濃度は減衰し、
2016/3/27に、22ベクレルまで減衰し、収束。
2016/4/16:熊本地震:M7.3が発生します。
その後の、11/1までのラドン濃度の変動をよくご覧ください。
2016/6/25:100ベクレルをピークにして、
2016/7/25:76ベクレル、2016/8/7:68ベクレル、2016/9/29:57ベクレルの3回の小山があり、
次第次第に、減衰し、11/1には、14ベクレルで収束しています。
2016/4/16:熊本地震:M7.3の前、凡そ半年間の濃度変動と同じような濃度変動を示し、
さらに、4/16:熊本地震前より、ピークの最高値は大きい。
2016/1/1:67ベクレル
2016/6/25:100ベクレル
このグラフを見ると、大きな地震が再度、熊本周辺で予想され、前兆のラドン濃度は収束して、スタンバイに近い。
このように思われます。
場所を推察してみます。
九州福岡市:トチローの地震と電磁波教室というサイトがあります。
「許可なくデータ画像:転載禁止」となっているため、データを転載できませんので、言葉で、表現します。
本観測サイトでは、2005/3/20:福岡県西方沖地震:M7:最大震度6弱の前兆、地震電磁気現象をとられています。
4-5日前より、電磁波ノイズの平均値の上昇がみられた。
しかし、今回の416熊本地震の前兆電磁波ノイズはとらえることはできませんでした。
11/1ころより、99KHz A:福岡市の南北方向から到来するノイズ成分が明らかに上昇しています。
これらのことから、熊本ではなく、福岡に近い地域の地震かもしれません。
以上まとめます。
「「本サイト熊本県北部観測点の大気中ラドン濃度の最近1年間の変動。
2016/4/16:熊本地震:M7.3の半年前から、ラドン濃度の変動がみられた。
その後、再度、震災前より大きなラドン濃度変動が観測され、収束した。
再度、震災クラスの地震が予想されます。
場所は、九州福岡市の電磁波観測と過去例から判断すると、
熊本以外に、熊本の北、福岡周辺が、推測されます。
熊本福岡周辺の皆様は、再度の防災の確認をお勧めします。」」