◎2/2:十勝地方中部:M6.5大地震:1993年釧路沖地震とメカニズムが同じ ◯概要 気象庁は「2/2:十勝地方中部地震は、1993年に発生した釧路沖地震とメカニズムがほぼ同じ」と指摘した。
両方共に、海側の太平洋プレート自体が壊れたとみられる。 2/2震源も釧路沖地震と同様に深かった。
◯1993年釧路沖地震 大きな地震活動は、規則性、反復性、再現性があるために、 2/2:十勝中部地震と同じメカニズムで地震が発生した1993年釧路沖地震後、数年の地震活動を見てみます。
1993年(平成5年) 1月15日 釧路沖地震 - M7.5、北海道釧路市で最大震度 6、死者2人。 7月12日 北海道南西沖地震 - M7.8、北海道道央、道南、青森県津軽で最大震度 5、死者・行方不明者230人。奥尻島などに津波。 10月12日 東海道南方沖で地震 - M6.9、死者1人。
1994年(平成6年) 7月22日 日本海北部で地震 - M7.3、深さ552km。 10月4日 北海道東方沖地震 - M8.2(旧M 8.1、Mw 8.3)、北海道道東で最大震度 6、死者・行方不明者は北方領土で11人。 10月9日 北海道東方沖で地震 - M7.3、釧路市で震度 4、北海道東方沖地震の最大余震。 12月28日 三陸はるか沖地震 - M7.6(旧M 7.5)、青森県で最大震度 6、死者3人。
1995年(平成7年) 1月7日 岩手県沖で地震 - M7.2、八戸市で震度 5、三陸はるか沖地震の最大余震。 1月17日 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災、阪神大震災) 12月4日 択捉島南東沖で地震 - M7.7。根室 17cm、八戸 13cm、釧路 10cmの津波を観測。
1993/1/5の釧路沖地震以降、2年以内に、北海道南西沖や北海道東方沖で巨大地震が発生しています。 また、三陸はるか沖(十勝沖に近い)でも、大地震が発生しています。
興味深いのは、1993年/1/5:釧路沖地震以降、7/12に北海道南西沖巨大地震が発生し、 その三ヶ月後に、東海道南方沖で大きな地震活動が発生している点です。
現在予想する伊豆小笠原諸島近海スーパー巨大地震震源域の西隣が、東海道南方沖です。
◯本サイト空の掲示板;2/4;衛星画像解析: 1,空の掲示板26804:2月4日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学 昨日は、房総半島南東沖から東方沖に現象雲が発生。 本日は、輪郭のはっきりとしたさざ波雲が相模湾から房総半島南部な発生。 まだ、ギザギザに成っていない分、規模が控えめかも。
九州にも、さざ波雲が現れていますが、形に力強さは無いです。
2,空の掲示板26807:2/4衛星画像 北海道沖北東部-国後島、三陸沖北部-十勝沖、関東南部沖、九州、奄美大島が気になりました。 特に伊豆半島-伊豆諸島-房総南東沖。 日本のほぼ全域、北海道-小笠原諸島-沖縄に衛星画像ノイズが見られます。 北海道西方沖-東部や、北陸沖-佐渡-宮城沖にノイズが集まっています。 関東南部沖のさざ波雲を中心とした大きな同心円状のノイズにも見えます。
■特に気になる雲 ・サハリン南部-北海道沖オホーツク海や、国後島周辺の大気重力波。周辺の衛星画像ノイズ ・三陸沖北部-十勝沖の波紋状雲 ・伊豆半島-伊豆諸島-房総南東沖のさざ波雲。周辺の衛星画像ノイズ ・対馬-九州-種子島のさざ波雲 ・奄美大島-東方沖に大気重力波や、トカラ列島-種子島南東沖の波紋状雲
1,輪郭のはっきりとしたさざ波雲が相模湾から房総半島南部 2/3「房総半島の東方沖から南東沖のさざ波雲」 2日連続となりました。
◯東京葛飾観測点:2/4観察 直下型西…20時すぎにクリップ1ケ自然落下しました。
冷蔵庫装置うさぎ(南北方向)…磁力低下し、うさぎ傾きました。
冷蔵庫装置サンタ(南北方向)…数ミリずり下がりました。サンタクロースが動くのは珍しいです。
冷蔵庫装置キティ(東西方向)…磁力やや低下。ドア開閉で数ミリずつ下がってきます。
※
東京葛飾観測点で、同期して、磁力低下;特に、南北方向で顕著。
●2013/2/5要点; サイト名;;生かせいのち 地震と防災;;無断転載禁止。 公開情報のいかなる転用も、本サイトによる同意を必要とします。 ◎2/2:十勝地方中部:M6.5大地震:1993年釧路沖地震とメカニズムが同じ
大きな地震活動には、規則性、反復性、再現性がある。 1993/1/5の釧路沖地震以降、2年以内に、北海道南西沖や北海道東方沖で巨大地震が発生しています。 また、三陸はるか沖(十勝沖に近い)でも、大地震が発生しています。
東海道南方沖でも大きな地震活動が発生しています。釧路沖地震の9ヶ月後だった。 現在予想する伊豆小笠原諸島近海スーパー巨大地震震源域の西隣が、東海道南方沖です。
◎房総半島南部、相模湾、伊豆半島、三宅島に囲まれる領域で、輪郭のはっきりとしたさざ波雲が2/4に発生。 2/3「房総半島の東方沖から南東沖のさざ波雲」。2日連続となりました。
昨日報告のように、中規模までの地震が予想されます。 今回は、2/2報告したように、神奈川県相模湾観測点で、南方向の磁力が一時的に大きく低下していますので、 神奈川県の沿岸部でも、少し揺れそうです。
◎福島:宮城方面 2/3衛星画像で、東北南部の大気重力波や、佐渡の整列雲。
昨年:12/7の三陸沖地震M7発生の時も、佐渡まで前兆が出現し、 新潟市大気中ラドン濃度観測が11/8-11/14まで、20-22ベクレルのやや高い濃度
今回も、新潟ラドンは、1/15-1/18まで、20-21ベクレルのやや高い濃度:最近値8-12ベクレル。 昨日、福島市の磁力観察が大きく低下していることもあり、三陸はるか沖方面での強い余震も注意だと思われます。
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