◎2/1:23:06::千葉県北西部 M4.4 震度3 ○概要 東京、千葉、神奈川、茨城、埼玉、栃木で、震度2-3を観測した。 東京湾北部が震源で、いわゆる首都直下型地震で、たて揺れです。
○前兆 昨日と一昨日に、報告したように、千葉県北西部と千葉県北東部の大気中ラドン濃度が急落し、 これが大きな直前前兆となっています。
この地震で終わるかどうか、少し検討します。 千葉県北西部大気中ラドン濃度が急落したのは、1/30:8時から20時の間です(一日の朝と夕方の観測)。
神奈川県横浜市で、24時間、365日連続で、FM波の受信レベルを観測され、公開されているサイト。 「ソーラーとFM」:FM受信レベル→こちら
FM波は、通常大体50km程度飛んでいます。 ところが、地震前に、上空の電離層の状態が一時的に変化して、遠くのFM波が聞こえることがあります。 いわゆる、VHF帯の電波伝播異常です。
VHF帯電磁波散乱体探査法(地震エコー観測法)による地震予報の研究 北海道大学理学研究院 附属地震火山研究観測センター:森谷武男先生
1995年に串田嘉男氏によって 経験的に発見された地震前兆現象です。 その後、電気通信大学,東京学芸大学,千葉大学の先駆的な観測を 参考にしながら, より科学的に発展にさせるために,2002年度から北大の森谷武男先生が地震予報の研究として研究されています。
前置きが長くなりましたが、神奈川県横浜市で、 86.7MHz(NHK-FM秋田放送 局の 周波数)の受 信レベル 88.1MHz(NHK-FM沖縄放 送局と大 阪放 送局の 周波数)の受信レベル
86.7MHzの受信レベルが高くなると、横浜から東 88.1Mhzの受信レベルが高くなると、横浜から西に 震源があるということです。
図20130202_1に示しましたが、1/30の12-17時までの間、86.7MHzの受信レベルが上昇し、88.1MHzもやや上昇。 両方上昇は、震源が近いことを意味します。 千葉県北西部ラドン急落時間と同期しています。
86.7MHzの受信レベルが横浜で、上昇するのは、凡そ3-6ヶ月に1-2回です。 1/30の千葉県北西部ラドン急落は、このように大きな前兆だったということです。
○本サイト観測者仲間の2/1観測 1、千葉県九十九里浜第一観測点 <電波時計> 07時00分 0.5~1分ずれ。 21時30分 0.5~1分ずれ。
2、茨城県南部 7時 ラドン 25 電磁波計 0.5 20時半ラドン 29 電磁波計 1.5 (ラドン、電磁波計共に揺れそうな数値です)
イモリ、2匹で登ってます(結構盛んに)
3、神奈川県相模湾 ブックスタンド 南北方向 左(北)クリップ 3個→3個 右(南)クリップ 2個→1個→2個 9時に1個まで減りました、初めてです。15時気になって何度か試したらつきました。
★★ 1/30午後の千葉県北西部ラドン急落は、横浜での地震エコー観測の異変と同期していること 観測者仲間の2/1観測で、まだ、異変が見られること これらから、まだ、首都圏は、中規模までの地震に注意であると、推察します。
◯本サイト空の掲示板;2/1;衛星画像解析: 1,空の掲示板26739:2月1日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、九州の西沖に大気重力波が見られます。 昨日に続き、千島列島の択捉島・ウルップ島にウナギレンズ雲が見られます。その周辺には大気重力波が発生しています。
2,空の掲示板26741:2/1衛星画像 北海道北部-サハリン、択捉島が気になりました。 本州南岸-北マリアナ諸島に衛星画像ノイズが見られます。
■特に気になる雲 ・北海道北部-サハリン・択捉島の大気重力波、北海道南西部の畝状雲
★★ 千島列島の択捉島・ウルップ島を中心に、激しい前兆現象が続いています。
●2013/2/2要点; サイト名;;生かせいのち 地震と防災;;無断転載禁止。 公開情報のいかなる転用も、本サイトによる同意を必要とします。 2/1深夜に千葉県北西部:東京湾北部地震が発生した。
1/30午後の千葉県北西部ラドン急落は、横浜での地震エコー観測の異変と同期していること 観測者仲間の2/1観測で、まだ、異変が見られること これらから、まだ、首都圏は、中規模までの地震に注意であると、推察します。
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