◎三宅島小噴火 ◯概要 1/22午後4時38分ごろ、伊豆諸島の三宅島でごく小規模な噴火があり、山頂の火口から白い噴煙が200メートルの高さまで上がり、 南東方向に流れているのが確認されました。 この噴火に伴って、震度1の揺れを観測するマグニチュード2.0の地震があったほか、弱い空気の振動を観測しました。 三宅島で噴火が観測されたのは、 3年前の平成22年7月に噴煙が山頂から300メートルの高さまで上がった、ごく小規模な噴火以来です。
◯三宅島の火山活動と周辺の地震活動 地震と火山のエネルギーは同根です。 東日本大震災の2ヶ月前、 1月19日に小規模噴火が始まった霧島山(新燃岳)では、同月26日から本格的なマグマ噴火が始まりました。 2月14日には、通算11回目の爆発的噴火が起きた。 このとき、ここでもよく紹介する琉球大学名誉教授の木村政昭氏も「後続する日本周辺での大規模地震」を懸念されていた。
東日本大震災は、11回目の爆発的噴火がおきた2/14の凡そ1か月後に発生しました。
◯三宅島の火山活動 三宅島の大規模噴火は2000年夏でした。 火山活動は、2000年6月26日18:30過ぎに群発地震が始まり、その後、三宅島西方海域でも群発地震が発生し、 震源域は時間とともに西北西に移動し、7月1日、神津島付近でM6.4の地震が発生し、神津島では震度6弱を観測した。
8月、18日・29日に三宅島の大規模な噴火があり、18日の噴火の噴煙は上空15,000mに達した。 この噴火は、世界でも類を見ないほど大量の火山ガスが放出されている。
関東や伊豆諸島の地震活動と三宅島の噴火活動は、密接に関係していると思われます。 溝上氏は,この地域および周辺域の地震活動を幾つかの活動期に分類し,広域の地震活動との関連を主張している。 溝上 恵(1984): 三宅島噴火と広域地震活動.月刊地球, 6,725―732
最近の例で説明します。 05/05/18::噴煙の高さ200m→7月23日:千葉県北西部地震:M6:最大震度5強
06/2/17::噴煙の高さ300m→4/17から伊豆半島東方沖群発地震::最大M5.8(21日)
08/01/07:噴煙の高さ300m→1/26:能登半島:M4.8:最大震度5弱
08/05/08::噴煙の高さ200m→5/8:茨城沖:M7:::最大震度5弱
09/04/01::噴煙の高さ600m:4/18と5/25も噴火→8/11:駿河湾M6.5:最大震度6弱
09/11/15::噴煙の高さ400m→12/17から伊豆半島東方沖群発地震::最大M5.1(18日:最大震度5弱)
10/04/11::噴煙の高さ500m:4/10も噴火→6/13:福島県沖:M6.2::最大震度5弱
10/07/21::噴煙の高さ300m、7/4も噴火→7/23:千葉県北東部:M5:最大震度5弱 12/22:父島近海M7.8:津波 ★★ このように、気象庁:2005年以降の噴火の記録から、三宅島の噴火全てを列記しましたが、 同日-5ヶ月以内に、周辺で、大きな地震活動が発生していることがわかります。 現在予想している伊豆小笠原スーパー巨大地震:M9との関連性が大変気になるところです。
◯東北方面余震:その5 昨日、 「「宮城県仙台第二観測点:大気中ラドン濃度とHRO流星電波観測:茨城県ひたちなか観測点の著しいノイズ この2つは終息しました。 M7クラス;(おそらくM6クラス)の余震にご注意ください。」」
もう一つの前兆:栃木県北部那須地方観測点の井戸水温:1/22 井戸水温 ::14度。前日比ー1度。
「「とうとう井戸水温がさがりました。 家のラドンも収束域に入りました。 あまり、揺れないことを願います。」」
◯本サイト空の掲示板;1/22;衛星画像解析: 1,空の掲示板26576:1月22日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学 特に九州南部と近畿・中部及び東北であった。 広範囲に大気重力波や未完成さざ波雲が同時に発生した感じです。 引き続き明日も発生すると、要注意となります。 ただ、赤焼けや虹などが見られないので、まだ先か。
2,空の掲示板26581:1/22衛星画像 九州や近畿を中心に、西日本が気になりました。
■特に気になる雲 ・九州南部-南東沖のさざ波雲 ・近畿のさざ波雲 ・九州北部-中国四国の大気重力波や整列雲
★★ ◎近畿圏地震直前前兆モニタリングその33::震源は石川県西方沖:M7.2と予想 1,1/22衛星画像::前兆の一部と判断した 広範囲に大気重力波や未完成さざ波雲が同時に発生した
2,観測者仲間の大気中ラドン濃度観測:単位:ベクレル 京都府南部: 1/11:54、1/12:44、1/13:48、1/14:41、1/15:48、 1/16:40、1/17:36、1/18:34、1/20:29、1/21:29、1/22:22 石川県南加賀: 1/11:25、1/12:25、1/13:25、1/14:30→26、1/15:26、 1/16:26、1/17:29、1/18:26、1/20:30、1/21:32 「北?西?日本海? ゴー音が聞こえます。 」 京都はかなり低下したが、南加賀地方は高値維持。 まだ、20ベクレル前後に終息せず。スタンバイにならず
●2013/1/23要点; サイト名;;生かせいのち 地震と防災;;無断転載禁止。 公開情報のいかなる転用も、本サイトによる同意を必要とします。 ◎三宅島小噴火 1/22午後、三宅島でごく小規模な噴火発生。
地震と火山のエネルギーは同根です。 東日本大震災の凡そ2ヶ月前、霧島山(新燃岳)で、本格的なマグマ噴火。 本州の大規模地震の場合には、九州の噴火活動が前駆活動になる。
関東周辺や伊豆諸島の地震活動と三宅島の噴火活動は、密接に関係している。
気象庁:2005年以降の噴火の記録から、三宅島の噴火全てを列記して、その後の地震活動との関連を列記した。 同日-5ヶ月以内に、周辺で、大きな地震活動が発生していることがわかります。 現在予想している伊豆小笠原スーパー巨大地震:M9との関連性が大変気になるところです。
◯東日本大震災余震:: 昨日、「宮城県仙台第二観測点:大気中ラドン濃度とHRO流星電波観測:茨城県ひたちなか観測点の著しいノイズ この2つは終息した」と報告した。
もう一つの前兆:栃木県北部那須地方観測点の井戸水温:1/22 井戸水温 ::14度。前日比ー1度。 「「とうとう井戸水温がさがりました。 家のラドンも収束域に入りました。 あまり、揺れないことを願います。」」
M7クラス;(おそらくM6クラス)の余震にご注意ください。
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