◯1/16:石川中央地方で感じた微振動と大気重力波:その2
1,本サイト環境自然などなんでも掲示板:
[17560] 2013年1月16日ひたちなかEスポの考察 Name:漁師@三浦半島 New 2013/01/17(木) 14:52
2013/1/16:10時頃に、石川中央地方で発生した微震について、漁師@三浦半島さんが
同時刻に、HRO:流星電波観測:ひたちなか観測点で、Eスポとして、捉えていることを明らかにしてくれました。
→こちら。
http://pass-keijiban.progoo.com/bbs/?pid=pass-keijiban&mode=pr&parent_id=17560Eスポとは、
スポラディックE層(スポラディックイーそう、Es層、略称EスポまたはEs、英語:Sporadic E layer)
春から夏ごろ(5月中旬から8月上旬に頻度が高い)にかけて、
主に昼間に上空約100km付近に局地的に突発的(スポラディック)に発生する特殊な電離層である。
今回は、季節外れのEスポで、地震由来と考えられます。いわゆる「地震性Eスポ」です。
地殻にかかる巨大な圧力が生み出す「圧電現象」(ピエゾ効果)が主因と考えられています。
元に戻って、漁師@三浦半島さんの投稿
「栃木の研究者さんの今朝の日報の石川の微動と京都観測点の波形から共通点を探すと、
ありました。ひたちなかの16日10時20分の波形です。
Eスポの波形に段差が出来、直後に縦のノイズが出てます。京都は同じひずみ集中帯。
このことからも、今回の季節外れのEスポは信号源に近い岐阜から福井、石川方面の要因と思われます。」
HRO:流星電波観測:ひたちなか観測点::2013/1/16:10時20分の観測結果を図20130118_1として示します。
2013/1/16:10時20分の大きな前兆として、後で、前兆の証拠となります。
2,1月17日(木)北國新聞朝刊紙面(web版にはなく、本サイト石川中央観測点さんの報告)
羽咋市の千里浜海岸に16日、深海魚のリュウグウノツカイが漂着した。
同海岸を見回っている同市環境安全課が漂着を確認したのは今シーズン初めて。
16日朝、粟生町付近の海岸で見つかった。
※
深海魚のリュウグウノツカイは「地震のつかい」として有名です。地震性のEスポが発生した1/16に漂流したことがポイントです。
深海に異変があることを示し、震源は「石川西方沖地震」とさらに確信を深めた。
★★
まだ、十分な調査ができていないのですが、石川県西方沖地震について、若干触れます。
図20130118_2に、北陸電力が、平成21年に調査した石川県の活断層です。
10と11が石川県西方沖の活断層です。
10,11の活断層で、想定地震規模は、それぞれ6.9,7.2です。
11の方が、沿岸に近い割に、想定地震規模が大きい。
最近では、2000/6/7に、石川県西方沖地震M6.1:深さ22kmが発生し、小松で震度5弱を観測した。
この震源は沖合遙か沖付近で、図20130118_2の活断層の10の位置付近が震源でした。
2000年石川県西方沖地震の強振動特性に関する考察:土木学会:2003年→こちら。
http://library.jsce.or.jp/jsce/open/00037/2003/731-0257.pdf11の活断層が震源とするならば、大きな震度と津波が懸念されます。
今後さらに、この地震特性を調べて報告します。
◯本サイト空の掲示板;1/17;衛星画像解析:
1,空の掲示板26470:1月17日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
衛星画像からは、能登半島から福島西部に大気重力波が連なっています。
また、近畿圏から発生する雲帯が関東まで広がっています。
2,空の掲示板26473:1/17衛星画像
能登半島-新潟、福島沖、伊予灘-豊後水道、九州が気になりました。
日本のはるか東と、本州周辺-小笠原諸島に衛星画像ノイズが見られます。
津軽海峡周辺や日本海中部北側にノイズが集まっています。見方にもよりますが、佐渡周辺、近畿-紀伊半島沖も気になります。
■特に気になる雲
・能登半島-新潟の整列雲と、周辺の衛星画像ノイズ
・福島沖の整列雲
・伊予灘-豊後水道の整列雲(さざ波雲?)
・朝鮮半島南岸-九州西部の大気重力波と、九州東部沿岸から湧き立つ雲やレンズ雲
★★
1,近畿圏地震直前前兆モニタリングその28::
観測者仲間の大気中ラドン濃度観測:単位:ベクレル
京都府南部:
1/7:38、1/8:42、1/9::50、1/10:49、1/11:54、1/12:44、1/13:48、1/14:41、1/15:48、1/16:40、1/17:36
石川県南加賀:
1/9::18、1/10:21、1/11:25、1/12:25、1/13:25、1/14:30→26、1/15:26、1/16:26、1/17:29
京都がやや減衰、南加賀がやや増加。
地震前兆の直前前兆(5日以内)となるような
1)電離層の異変→緯度37度の異変はない
2)植物生体電位→::
京都観測点::1/16ほどではないが、震える変動あり
愛知美和観測点::ほぼ正常。
3)FM波の異常伝搬:
北陸方面は目立った報告ない。
4)磁力の低下::石川中央観測点:正常。
2,観測者仲間の観測観察
◯長野県北部
冷蔵庫のフック式磁石長くユルユルでしたが 復活しました。
長く故障のような電化製品エアコン、冷蔵庫2.3日復活してましたが、また機能してません。
◯東京葛飾☆1/16分
冷蔵庫磁石
東西方向キティ…緩め。キティのずり下がりは無しで、挟んであるメモが動いてる程度。
南北方向サンタクロース…ずり下がってました。
5mmほどですが、サンタクロースは滅多にずり下がらないので、少々気になります。
サンタクロースは冷蔵庫側面の北側につけてあります。
南北方向うさぎ…異常なし。
うさぎは冷蔵庫側面の南につけてあります。
●2013/1/18要点;
サイト名;;生かせいのち 地震と防災;;無断転載禁止。
公開情報のいかなる転用も、本サイトによる同意を必要とします。
◎1/16:10時20分頃、石川中央地方の微振動やその微振動によって発生した大気重力波、京都市の植物生体電位変動
3つの事項がきれいに同期しています。
さらに、完全に同期して、茨城県ひたちなかHRO流星電波観測波形で、地震性Eスポを観測した。
さらには、1/16:石川県羽咋市の千里浜海岸に16日、深海魚のリュウグウノツカイが漂着した。「地震のつかい」として著名。
石川県西方沖には、2つの活断層があり、想定地震規模は、6.9と7.2です。
7.2の想定地震規模を持つ活断層が陸域に近い。
2000/6/7に、石川県西方沖地震M6.1:深さ22kmが発生し、小松で震度5弱を観測した。
この震源は、遙か沖に近かった。
沖合に近い活断層:想定地震規模M7.2での地震活動が懸念されます。
図20130118_2 の11の活断層が震源とするならば、大きな震度と津波が懸念されます。
今後さらに、この地震特性を調べて報告します。