◎本サイト:トップページ:コンタクトから頂いたメッセージ 【お問い合わせ内容】 近畿に住むものとしては、すごく、今度の予測は、気になるところです。 ところで、木村先生の8月出版の本では、琵琶湖では、地震の目はないとおっしゃっていますが やはり地震は起こる可能性は高いのでしょうか
【お答え】 木村先生の最新刊「超巨大地震は連鎖する」:角川学芸出版:平成24年8月25日初版 P157L3から、(引用開始) 「日本海側に集中している原発銀座にも程近い琵琶湖で、最近、湖底から泥水が噴出しているとの報を受け、調べた。 しかし、地震の目の確認には、至っていない。ここは、日本海側との距離はさほどあるわけではなく、再稼働した 大飯原発などへの影響が心配される。」(引用終了)
このように記載されています。その前のページP156の図43:注意すべき近畿の空白域では、 近畿圏の琵琶湖周辺には、点線丸が記され、「判然としない地震空白域」とされています。
この図43の下部には、(引用開始) 「兵庫県南部地震で、この地域のストレスは抜けた。ただし、余震、中規模地震への配慮は引き続き必要だ」 (引用終了)
木村先生は、大規模地震には、懐疑的で、琵琶湖は、「判然としない地震空白域」との判定です。
これから先は、私の意見です。 よくよく考えると、近畿には、地震電磁気現象が発生していることは、フライデー掲載串田氏の観測などから 間違いないことのように思います。
ただ、「近畿に、地震電磁気現象が発生しているからといって、近畿に大地震と直接結び付けられるか」。 木村先生は、確かに懐疑的です。
12/15の日報の(私どもの観測観察など)傍証の第三を記しまし。本年11/11日報
「地下水は地震の情報屋」といわれ、地震発生前後の地殻変動を的確に捉えていることも多いです。
本年6月には、石川県白山露天風呂源泉と60km離れた福井県大野市観測点で、地下水が枯渇 福井県大野市地下水中ラドン濃度は7/17,7/18に超ウルトラ異常値を観測した。←7/18日報に詳述
福井県大野市地下水観測点では、8月に地下水異常湧出(ゆうしゅつ)。2000年1月以来12年ぶりの出来事 3ヶ月間にこれだけ大きな地下水の異変が、石川県と福井県で観察されました。
この11/11の日報の最後の結論
◯本年6月から継続する石川白山と福井大野の地下水湧出量の異変は 東日本大震災余震域での地震活動の前兆ではなく、2000年の例に従えば、伊豆小笠原方面の異変前兆と推察できる。
◯また、西暦600年以降の火山の活動期や休止期のサイクルを見ると、 富士山、御嶽山、焼岳、白山は同時期に活動して来た。 八丈島ー三宅島ー伊豆大島ー富士山ー御嶽山ー焼岳ー白山の地震火山活動との関連性も推察される。
琵琶湖付近には、「若狭伊勢湾構造線」があります。 太平洋側のフィリピン海プレートの力がこちらにかかっているとも考えられます。 フィリピン海プレートは年間4cm程度の速さで北西へ移動し,南海トラフなどから本州の下に 沈み込んでいます。
私どもの今の大きな予想は、いつも書いていますが、3つです 1,房総半島南東沖or伊豆諸島鳥島沖or八丈島沖M9::伊豆小笠原諸島近海スーパー巨大地震 2,北東北から十勝沖の大規模地震:: 3,「四国東部から中央構造線断層帯周辺(和歌山から奈良、大阪)」M6以上の強い地震
この 伊豆小笠原諸島近海スーパー巨大地震が本命で、 フィリピン海プレートの力をうけて、若狭伊勢湾構造線近郊の、琵琶湖周辺で、地震電磁気現象が発生している このように、考えることもできます。つまり、近畿圏で、地震電磁気現象はあるものの、大地震は発生しないということです。
ただ、東日本大震災は500年に一度。だれも、500年前の経験など持っていません。 今は、まだ、大変動期の真っ只中。だれも正解は持たないと思います。
近畿に直下型地震が発生する可能性も否定は出来ないと思います。もし発生したら大惨事です。 少しでも可能性があるなら、地震のサイトを持つものとしては、なにか考えるべきです。
私なりに、もし、近畿圏に大地震が発生するとしたら、どんな直前前兆がでるか、最近一生懸命考えました。 それらの観測のモニタリングを12/20から行おうと思っています。
主として、私どもの観測者仲間(京都南部のラドン観測など)の観測と公的機関の観測のモニタリングです。
外部の個人観測のサイトのモニタリングもありますが、アクセスが急増してブログにご迷惑をかけるかもしれませんので、 モニタリングスタート時は個人観測のサイトの名前やアドレスなどは控えます。(常時公開はされています。)
変化があった場合のみ、個人観測のデータは報告します。
善意で、観測を主体に長い間、観測されている皆様に、 「変化があったから、どうなんだ大地震が起きるのか」などと、 読者の皆様が、個人観測者に直接メールなどで問い合せなどすることはお控えください。
観測者の善意を尊重し、最大限の配慮をお願いします。 観測を毎日長い間続ける、それだけでもものすごく大変なんです。
100%ではないですが、近畿大地震の可能性があるなら、100%ではないにしても、行うべきだと考えました。
皆様方も、なにかお気づきの点がありましたら、そのモニタリングに参加願います。よろしくお願い申しあげます。
◯本サイト空の掲示板;12/17;衛星画像解析: 北海道南西部-青森東方沖、岩手、九州東部沿岸が気になりました。 北海道南部-鳥島近海、北マリアナ諸島に衛星画像ノイズが見られます。
■特に気になる雲 ・北海道南西部-青森東方沖の大気重力波、岩手から湧き立つ雲、三陸沖南部に波打つ整列雲、これらの周辺の衛星画像ノイズ ・九州東部-南部沖の大気重力波、九州東部沿岸-日向灘に沸き立つレンズ雲
●2012/12/18要点; サイト名;;生かせいのち 地震と防災;;無断転載禁止。 公開情報のいかなる転用も、本サイトによる同意を必要とします。
「近畿に、地震電磁気現象が発生しているからといって、近畿に大地震と直接結び付けられるか」。 木村先生の本年8月発売の本では、 琵琶湖周辺の大規模地震には、懐疑的で、琵琶湖は、「判然としない地震空白域」との判定です。
私は、 伊豆小笠原諸島近海スーパー巨大地震が本命で、 フィリピン海プレートの力をうけて、若狭伊勢湾構造線近郊の、琵琶湖周辺で、地震電磁気現象が発生している このように考えています。
ただ、 近畿に直下型地震が発生する可能性も100%否定は出来ないと思います。もし発生したら大惨事です。 少しでも可能性があるなら、なにか考えるべきです。
直前前兆モニタリングを12/20から行おうと思っています。 主として、私どもの観測者仲間(京都南部のラドン観測など)の観測と公的機関の観測のモニタリングです。 皆様方も、なにかお気づきの点がありましたら、そのモニタリングに参加願います。よろしくお願い申しあげます。
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