◎房総半島南東沖or伊豆諸島鳥島沖or八丈島沖M9(伊豆小笠原諸島近海スーパー巨大地震)
どのような前兆が今後出現するか、その道程をイメージして、いつこのスーパー巨大地震が発生するか、
読者の皆さんと一緒に、共有したいと思います。
そのために、同じスーパー巨大地震である東日本大震災の前兆の出現を順に整理します。
1,東日本大震災前の地下水及び大気中ラドン濃度変動の概要
東日本大震災;東北地方太平洋沖地震の震央;三陸沖に近い、福島市で、2010年6月~2010年12月初旬まで、大気中ラドン濃度が増加した。
それに同期して、本州中部地方の福井県大野市地下水中ラドン濃度が、6/14、7/14、10/4、10/9に、極めて大きな変動を示した。
福井県大野市から約100km南南東の愛知県西部の大気中ラドン濃度は、福井県大野市で最後にウルトラ異常値を観測した10/9の8日後にあたる
10/17頃から顕著に上昇し、11/15に91ベクレルを観測し、その後急降下し、12/29には、20ベクレルとなった。
その後、概して、上記三者は停滞期間;静穏期にはいり、東北地方太平洋沖地震発生までの約3カ月間、静穏期間だった。
2,東日本大震災前の衛星画像解析;本サイト2012/01/10報告
1)大気重力波やさざ波雲の発生回数
上記のように、2011/2/1以降地震発生までの41日の間に、東日本に、21回発生しています。西は福井、東は、北海道までです
大気重力波やさざ波雲は、地表面の振動(微振動)で発生すると考えられています。
本サイト;地震予想の基礎その2→こちら。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase7/ikase7kiso2.html2)東北地方から関東の大気重力波とさざ波雲
東北全域に広がるような広範囲な大気重力波又はさざ波雲は、2/3,2/16,2/19,2/27,3/2,3/4,3/9の合計7回発生しています。
特に、2/27が鮮明なさざ波雲が、東北全域に発生しています。
3)福島周辺
41日間の前兆で、特に目立つのが、福島周辺です。
2月7日;;福島周辺にはさざ波雲。
2月10日;;朝から夕方まで、福島から沖まで大気重力波。
2月14日;;福島の周辺で狼煙雲。
2月27日;;福島には、鮮明なさざ波雲が並んでいます。
3月4日;;新潟・長野北部・群馬・栃木・福島のエリアに、さざ波雲崩れのような大気重力波。
4)誘発大地震もきちんと前兆が現れていた。
3/12;長野県北部;M6.7;最大震度6強、
3/12;秋田県沖;M6.2;最大震度4、
3/15;静岡県東部地震;M6.4;最大震度6強;富士宮市
これら誘発地震とされた、大地震もきちんと衛星画像に前兆が出現していました。
3/12;長野県北部地震;M6.7→2/17、2/25、3/4、3/6
3/12;秋田県沖;M6.2→2/6、3/5
3/15;静岡県東部地震;M6.4→2/19、3/5
3,上空の電離層全電子数:GPS/TEC:6/26、8/19報告
図20120819_2のBの図からわかるように、
3・11の13日前の2/26から徐々に、TEC値の異変が始まり、3/8に最大になっていることがわかります。
★★
上記の大きな3つの地震前兆をまとめますと、
まず、
◯大気中ラドン濃度→大きく上昇、下降、次いで停滞期間(静穏期)
◯ラドン濃度が、停滞期間にはいる前後(東日本大震災では、停滞期間突入40日後)から
衛星写真で、大気重力波が頻繁に出現→地表面の微振動が頻発していることがわかる。
◯大気重力波がさざ波雲に変わる頃から、上空の電離層全電子数:GPS/TECに変化が生じ始める。
2/26-2/27です。
空の掲示板9088//2月27日;;
午後16時頃からさざ波雲が顕著に現れ始めてきた。福島には、鮮明なさざ波雲。
◯前兆現象のクライマックス→3/8-3/9です。
上空の電離層全電子数:GPS/TEC値の増大が最大値となる→3/8
空の掲示板9143//3月9日;;
やはり東北沖に広範囲に大気重力波が発生しています。ノイズもみられ海岸沿いに沸立つ雲が見られました。
また、房総半島周辺にも小規模の波状雲と無数の帯状雲が見られます。遙か東方沖には整列雲が見られます。
●2012/9/22要点;
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房総半島南東沖or伊豆諸島鳥島沖or八丈島沖M9(伊豆小笠原諸島近海スーパー巨大地震)
どのような前兆が今後出現するか、その道程をイメージして、いつこのスーパー巨大地震が発生するか、
読者の皆さんと一緒に、共有したいと思います。
そのために、同じスーパー巨大地震である東日本大震災の前兆の出現を順に整理した。
◎大気中ラドン濃度→大きく上昇、下降、次いで停滞期間(静穏期)
◎ラドン濃度が、停滞期間にはいる前後(東日本大震災では、停滞期間突入40日後)から
衛星写真で、大気重力波が頻繁に出現
◎大気重力波がさざ波雲に変わる頃から、上空の電離層全電子数:GPS/TECに変化が生じ始める。
2/26-2/27です(凡そ地震発生2週間前)
◎前兆現象のクライマックス(凡そ地震発生3-4日前)
上空の電離層全電子数:GPS/TEC値の増大が最大値となり、震源域に広範囲に
大気重力波が発生。衛星画像ノイズ(地震電磁気現象)。海岸沿いに沸立つ雲(地温上昇を表す)。
ラドン濃度のモニタリングで、減衰収束
↓
衛星写真での現象雲
↓
上空の電離層全電子数:GPS/TECの変動(大気重力波がさざ波雲に変わる頃)
この流れをイメージしておいてください。
ここでも、この流れを基礎にして、超難しいスーパー巨大地震発生時期の予想をしていきたいと思います。