図は、本サイト大元の日報で御覧ください。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/ikase8f3.html●世界のTECマップ変動からみる地震の前兆現象
日本の巨大地震直前前兆把握を確実につかむことを目標に続けています。
まだ、試行錯誤中ですが、ここで取り上げる異変の基準を凡そつくります。
1,電離層F領域臨界周波数(foF2)マップで、臨界周波数が15MHz以上となる地域が存在する。
臨界周波数が高いことは、電離層F領域の電子密度が高いことを示します。
東日本大震災の前日には、16MHzの領域がアジア赤道周辺にみられています。
2,NASA;GIM GPS/TECマップでは、最高域の80TECUの赤の領域が広範囲にみられる。
以上の2つの基準で、ここでは、報告していきます。では、9/14の報告
◎電離層F領域臨界周波数(foF2)マップ::オーストラリアIPS電波宇宙予報サービスセンター提供
世界時9/14:7時に、臨界周波数が15MHzの領域が出現。図20120915_1
インドネシアのスマトラ島周辺です。
この時間帯の3時間前に、スマトラ島沖を震源とするマグニチュード(M)6.2の地震が発生した。
震源は首都ジャカルタの西北西約760キロの地点で、震源の深さは20キロ。
レモンさんの衛星画像解析にも最近毎日報告されていますが、活発化しています。
◎日本上空における最新4日間のTEC値
図20120915_2に、示しました。
緯度45度で、9/12と9/13に継続した大きな変動が、9/14に収束した。
緯度45度は、択捉島やサハリン宗谷岬周辺です。
◎9/6;北東北から北海道の異変:その8
本サイト;北海道札幌市の大気中ラドン濃度観測:9/14→26ベクレル::↑::やや上昇
本サイト;青森県八戸市の大気中ラドン濃度観測:9/14→21ベクレル::↓::僅かに低下
本サイト;岩手県盛岡市の大気中ラドン濃度観測:9/14→09ベクレル:: ↓↓::急低下
本サイト;宮城県仙台市の大気中ラドン濃度観測:9/14→37ベクレル::↑::やや上昇
本サイト;福島県福島市の大気中ラドン濃度観測:9/14→14ベクレル::⇔::横ばい
総じて、急激な変動は、9/15はみられなかった。
HRO:流星電波観測;仙台観測点:
現時刻:AM6:03では、茨城県ひたちなか観測点と比べると、ノイズは少ない。
ひたちなかは、ノイズが多い状態が続いています。
◎南東北の日本海側から栃木/新潟/長野県の異変;その19
新潟市観測点大気中ラドン濃度:8/27観測からは、ややリバウンド。
9/14は,リバウンド継続中だが、なだらかに減衰中22ベクレル。(8/20-8/23の14ベクレル付近が収束領域)
●本サイト空の掲示板;9/14;衛星画像解析:
1,空の掲示板23955:9月14日愛知西部の観測と衛星画像NASA
【国内】
本日は、方位磁石が+1.1度東へ偏角した。大きく東へ引っ張られている感じ。
ラドンは、収束には、ほど遠い。本当に、今度の地震はしぶとい。
衛星画像からは、愛知から岐阜方面に、鱗雲が見られます。
【海外】
ロシアの内陸部に未完成さざ波雲と断層状の雲が見られます。
海外は、スマトラ島北部の東海岸沖に彩雲と大気重力波が発生。
本日、スマトラ島中部西沖でM6.2が発生。
カリフォルニアには、帯状雲が現れています。飛行機雲とは違うと思います。
2,空の掲示板23958:9/14衛星画像
北海道の日本海側が気になりました。
■特に気になる雲
・北海道南西部の大気重力波
・北海道西方沖の断層状雲
・宗谷海峡-サハリン南部の大気重力波
■その他に気になる雲
・釧路沖の筋状雲
・秋田-岩手の整列雲
・岩手沖の波状雲
●2012/9/15要点;
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緯度45度で、9/12と9/13に継続したTEC値の大きな変動が、9/14に収束した。
緯度45度は、択捉島やサハリン宗谷岬周辺です。