図は、本サイト大元の日報で御覧ください。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/ikase8f3.html◎9/6;北東北から北海道の異変:その4
本日は、9/9ラドン濃度のモニタリングです。
本サイト;北海道札幌市の大気中ラドン濃度観測:9/9→16ベクレル
本サイト;青森県八戸市の大気中ラドン濃度観測:9/9→26ベクレル
本サイト;岩手県盛岡市の大気中ラドン濃度観測:9/9→26ベクレル
札幌は低いが、青森八戸と岩手盛岡は高い。15ベクレル前後に収束すれば、スタンバイになります。
図201210_2に、日本上空における最新4日間のTEC値を示しました。
北東北付近の緯度41度付近の変動が9/7からみられ、継続しています。
もっとも激しいのは、緯度45度。サハリンから択捉島方面です。
◎南東北の日本海側から栃木県、新潟県の異変;その15
新潟市観測点大気中ラドン濃度:8/27観測からは、ややリバウンド。
9/9は大きくリバウンド、33ベクレルとなった。(8/20-8/23の14ベクレル付近が収束領域)
長野県北部観測のもぐりん観測が、未だ潜行し、激しい地震電磁気現象継続中。
◎9/9電離層全電子数:TECマップ観察
世界時9/9の3時(日本時同日12時)のNASA;GIM GPS/TECマップと、オーストラリアIPS電波宇宙予報サービスセンター提供の
電離層F領域臨界周波数(foF2)マップを、図201210_1に示した。
NASA;GIM GPS/TECマップでは、小笠原諸島から沖縄本島から八重山諸島が65TECUの黄色の領域がみられる。
ホットスポットのハワイ周辺では、最高域の80TECUですので、環太平洋火山帯の地震火山活動が活発化する兆しです。
foF2マップでは、臨界周波数が13-14MHzのもっとも高い領域が、台湾から八重山諸島とインドネシア南部に広がっています。
本サイト空の掲示板23864:9月9日愛知西部の観測と衛星画像NASA&高知大学
(引用開始)「インドネシア東部の東ティモール南部沖に、沸き立つような雲が見られます。
何だか、この数日以内にインドネシアで、ある程度の規模の地震が起きそうな雰囲気です。」(引用終了)
この現象と電離層F領域臨界周波数が高い地域が一致しています。
台湾や八重山諸島方面の現象は、9/9の衛星画像ではみられませんが、念のため、しばらく、注目しています。
なお、TECマップの変動の詳細は、本サイト環境自然などなんでも掲示板に、日々詳述されていますので、
そちらも、お読みください。
●本サイト空の掲示板;9/9;衛星画像解析:
1,空の掲示板23862:
【国内】
衛星画像からも、北陸の内陸部に大気重力波と整列雲が現れた。
また、狼煙雲のような感じの雲が岐阜県北部から見られた。
昨日気になった、三陸沖の強いノイズ発生の周辺には筋状雲が見られます。但し、大気重力波は見られず。
【海外】
サハリン中部のオホーツク海側に波状雲が広がっています。
先回、超深発地震が起きたところですね。
チベット高原の北部のアルチン山脈南部にさざ波雲が発生しています。珍しい位置に、発生していますね。
ニュージーランドは、北島南部の海峡沿いに整列雲と遙か東方沖に波状雲を伴っています。
断層帯が動くのかな。前に噴火が見られた。気になるところです。
2,空の掲示板23868:9/9衛星画像
大きな変化はないと思いました。
■特に気になる雲(無し)
■その他に気になる雲
・東北南部太平洋側の雲帯
・岩手北部の弱い大気重力波や整列雲
・石川加賀地方の波状雲を中心に北陸沿岸の整列雲
●2012/9/10要点;
サイト名;;生かせいのち 地震と防災;;無断転載禁止。
公開情報のいかなる転用も、本サイトによる同意を必要とします。
◯9/6;北東北から北海道の異変:その4
未だ、青森や岩手のラドン濃度の高濃度が続き、収束せず。スタンバイにならず。
◯南東北の日本海側から栃木県、新潟県の異変;その15
新潟市観測点大気中ラドン濃度:9/9は大きくリバウンド。
また、長野県北部観測のもぐりん観測が、未だ潜行し、激しい地震電磁気現象継続中。
◯首都圏
継続して、震度5以上の広域地震前兆は見えません。
ただ、本サイト茨城県南部観測点で、磁力低下が観察されていますので、茨城南部周辺で、中規模な地震はあると推察します。
◯9/9衛星画像で「インドネシア東部の東ティモール南部沖に、沸き立つような雲」
電離層F領域臨界周波数(foF2)マップの高い地域と同期しています。