図は、本サイト大元の日報で御覧ください。
http://www.tochiginokenkyusha.com/ikase8/ikase8f3.html●世界時;09/07/12 03:19、日本時同午後0:19、中国雲南省、M5.7, 深さ10km
◯概要
中国雲南省の昭通市彝良(いりょう)県付近で7日午前11時(日本時間同日正午)過ぎ、
マグニチュード(M)5.7の地震が起きた。深さ10km。
1時間後の午後0時16分(日本時間午後1時16分)にはマグニチュード5.6、震源の深さが10キロの地震が発生。
この地震により、国営新華社通信によると少なくとも64人が死亡、けが人は700人を超えた。
新華社によると、7日午後8時現在、倒壊家屋は1900戸、損壊家屋が17万戸に上り、20万人以上が避難を必要としている。
震源が浅い地震は地震の規模がM6以下でも震災になることがあります。怖いです。心からお見舞い申し上げますとともに、
他界された方々のご冥福を、お寺で、般若心経と光明真言をお唱えし、お祈りしたいと思います。
◯前兆
本サイト空の掲示板No.23488 続きです その2 投稿者:レモン@愛知 投稿日:2012年08月25日 (土) 20時57分
中国の河南省南部に断層雲が見られます。
◯直前前兆
世界時9/5の8時から9時のNASA;GIM GPS/TECマップ、オーストラリア、IPS電波宇宙予報サービスセンター提供のverticalTECマップ
同電離層F領域臨界周波数(foF2)マップを、図20120908_1に示した。
震源位置を黒丸で示していますが、NASAのGIM GPS/TECマップでは、震源の上空は、最大級の80TECUの領域が広がり、
IPSの電離層F領域臨界周波数(foF2)マップでは、最大級の16MHzの臨界周波数の地域が、震源上空に広がっています。
地震発生、2日前です。極めて明瞭でした。
◯9/6;北東北から北海道の異変:その2;昨日報告の続報です。
図20120908_2に日本上空における最新4日間のTEC値を示しました。昨日報告の高緯度45度のTEC値の急上昇
9・7も継続しています。
本サイト;岩手県盛岡市の大気中ラドン濃度観測では、9/6急上昇し、過去最高値;26ベクレルを更新し、29ベクレル。
9/7は、朝26ベクレル、、夜28ベクレル。
本サイト地震に備えるための掲示板No.5966 青森県八戸市 投稿者:じゃもこ@八戸 投稿日:2012年09月07日 (金) 23時46分
(引用開始)「ラドン測定器を購入し、8月下旬から観測を始めたばかりの初心者です。よろしくお願いします。
岩手のラドン急上昇の記事を拝見し、参考になればと思い書かせていただきます。
17ベクレルから始まり、1週間ほど13~14ベクレルあたりで落ち着いていましたが、9月に入って16~17ベクレルと少し上がりました。
そして、9/6に急激に26ベクレルまで上昇し横ばいです。」(引用終了)
★★
盛岡から150kmほど北の沿岸部の青森県八戸市。同期して、濃度が急上昇したことがわかります。
急上昇後の濃度も、ほぼ同じ濃度だった。
また、本サイト宮城県仙台観測点;同濃度は9/7:34ベクレル。
僅かに、青森八戸、岩手盛岡より高い。
まだ、高い濃度が継続しています。
●南東北の日本海側から栃木県、新潟県の異変;その13
新潟市観測点大気中ラドン濃度:8/27観測からは、ややリバウンド。
9/7も、まだ、21ベクレル。
8/20-8/23の14ベクレル付近よりやや高い。まだ、リバウンド状態継続。
●本サイト空の掲示板;9/7;衛星画像解析:空の掲示板23833:9/7衛星画像
大きな変化はないと思いましたが、十勝沖-北海道南東沖がやや気になりました。
■特に気になる雲(無し)
■その他に気になる雲
・十勝沖の筋状雲や、釧路沖-北海道南東沖に長時間とどまる雲帯
・新潟-山形の整列雲
・山陰沖-能登半島沖の弱い大気重力波
・西日本の中央構造線沿いに湧き立つ雲
●2012/9/8要点;
サイト名;;生かせいのち 地震と防災;;無断転載禁止。
公開情報のいかなる転用も、本サイトによる同意を必要とします。
世界時;09/07/12 03:19、日本時同午後0:19、中国雲南省、M5.7, 深さ10km;直下型地震;震災
TECマップにより、地震発生2日前に顕著な前兆がみられた。