道路地図にこの資料館が記されている。インターネットで検索すると、会社の一部が資料館になっているようで、会社の営業日でなければ見ることができない。そこで週日に入船三丁目にある「玉柳」の会社を目指して行ってみる。ここで北のウォール街とはかって金融業で繁栄していた小樽の別称でもある。 会社の取り扱っているのが事務機器であるので、時代物の事務機器が並べてあった。写真の手回し計算器には「タイガー計算器」の文字が見える。この製造元は「虎印計算機」で後に「タイガー計算機」となったそうである。手回し式の計算器は大学院生のときに触った記憶があるけれど、電卓にとって代わられ、研究者ならマイコン、パソコンを利用して手回し式計算器の時代は短かったはずである。
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