・ソウジ(擬人)&ミルク
「いらっしゃいませー。おひとついかがですかー」
あーやだやだ。毎日営業スマイルで声張り上げて,試食品すすめるだけの仕事。
来るのはおばさんか一度に3,4個食っていくガキくらい。
来ないかなぁ。かわいい女の子・・・・・
「ひとつ試食させてもらっていい?」
「あ,どうぞどうぞ」
「・・・うーん,おいしくない」
「あの,おいしくないということはないんじゃないかと・・・」
「おいしくないものはおいしくないのよ」
なんなんだよこの客は
「じゃあ何がどうおいしくないって!?」
「足の太さがバラバラだから火の通りがバラバラ。そもそも茹ですぎよ」
試食品にそこまで気を配らないって!
「どうしてそんなこと気にするんだ?」
「我慢できないからよ。こう見えても試食品にはうるさいんだから」
「そんな事・・・自慢するなよ」
「うっ・・・・」
「ほら,早いとこ帰ったらどうだい?」
「はいはい,帰ればいいんでしょ。このソーセージ2袋ちょうだい」
あれ?俺,なんでタメ口で話しているんだ?・・・この人には本音で話せる
「また来てくださいね」
「ええ,また明日来るわ」
今のは俺の心からのあいさつ。多分また来てくれるよな,うん
<あとがき>
このカップリングを見た瞬間,なぜか自分のカップリングが分解され,
ソウミル小説が発生しました。「にわかソウミルファン」というやつです。
本命はサトミルなのに。まあ,友人だろう,うん。
けれども擬人化ソウジは書いていておもしろかったです。
すべてのソウミル推奨者の皆様に幸あれ!
・翁×スミコ→ソウジ(タコ)
「スミコ,おーいスミコ。なんなんじゃここは?」
「ここはデパ地下言うてな。ま,タダで色々食えるトコや」
“タコだよ〜 ウィンナーだよ〜”
「わーい,ソウジちゃんや。ソウジちゃん,オバちゃんに1個ちょーだい」
“試食だよ〜”
「な,なんじゃ。このウィンナーは!」
「かわいいやん」
「かわいくないわ!」
「ややなあ,老人は。ソウジちゃんのかわいさがわからんと」
「なんじゃとーー!」
“ケンカしちゃダメだよ〜 レインボービーム”
「わ,わしは今何をしとったんじゃ」
「翁,帰ったら晩ご飯つくったげるからね」
“めでたしだよ〜”
【コメント】
ソウジは「○○だよ〜」という喋り方をします。
「だ」にアクセントを付けて。“タコだよ〜”
本物の関西人さんごめんなさい。多分,スミコの関西弁が間違ってます。