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投稿日:2007年04月15日 (日) 22時47分
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「ホスピタルクラウン 病院に笑いを届ける道化師」と言う本です。この本を書いたのは、大棟 耕介と言う人。この方は、もともと鉄道マンでした。サラリーマンから大道芸への道を歩み始めた人です。ホスピタルクラウンと言うのは入院患者に笑いで癒しを与える人です。 1時間、私はコーヒーを一杯注文しただけである店に入り浸っていました。 病院のベットには病のため、手術や繰り返される検査で笑顔を忘れた少年、少女が横たわっています。そして、付き添っている保護者の方々も笑顔がない。そんな状況の中にクラウン(ピエロ)が登場します。最初は笑ってくれません。でも、何回か訪問するうちに笑顔が出てきます。笑顔の大切さを感じました。ホスピタルクラウンの第一人者であるパッチ・アダムスの一言に感動しました。「夢は道化師のいない世の中にすること」なんか、涙が出ました。世界平和を願う彼のことばに、今の日本の社会をかぶせてみました。特別支援教育がなくてもよい学校。発達障がい支援法がなくても良い社会。私たちの子どもが社会で生きていくために必要なものは、なんでしょう。今の社会にあわせることなのでしょうか?その辺が難しいですね。もし、興味があったら読んでみてください。図書館にも あると思います。たぶんね。 |
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