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本気(マジ)な日々だぜ?

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[82]マジな沈黙の10ヶ月

「ばきん聞いてや、ウチ彼氏できてん」
今年が始まったばかりの、まだ年賀状返しに埋もれていた頃、大学の中の良い友人は、こう言った。自慢ではないがばきんの友達は彼氏所持率がかなり低い。おめでたいことだったのでとても喜んだ。
しかし、当然のことながら、ばきんは「友達の彼氏」という存在の生きものにまみえる機会は無かったに等しい。(あったけど)はっきりいってどう付き合っていいのかわからなかった。それゆえか、最初の内戸惑う事が多く、結局彼の顔を見ることなく友人とも疎遠になった。所詮女の友情なんてそんなものか。くらいに思うことにしていたが、友人とすればそれは大いに迷惑なことだっただろう。多分、ではあるが彼女の中では友人と彼氏は別物だ。しかし、私にとっては彼女は彼女でしかない。
10ヶ月間、私は見事に彼氏に会う事を拒みつづけた。会う必要が無い。何よりも、どう会っていいのかわからなかった。私にとっては彼氏なんてはっきりいってどうでもいい。

昨日、久し振りにその友人に誘われて新宿に出た。
ばきんはいつも人を誘ってばかりで、人から誘われる事より誘う事の方が全然多い。求められると嬉しくて忙しくてもフラフラ出かけてしまう。彼女は10ヶ月間沈黙を守ってしまった私に痺れを切らしたらしい。本来、人を誘う性質の人間ではないのに、珍しいなと思ってセフォラで待っていると…
何かくっついてるよ。おまけが。
オノレ彼氏連れてきやがった!
そして、小一時間3人で店に入り妙な時間を過ごした。会ってしまった今となっては、自分の中にあったわだかまりも消え、自分がいかに子供じみた考え方をしていたかを思い知った。これからも彼女と私が付き合っていく上で、彼の存在を無視しては通れないだろう。
更にショックだったこともある。
「ばきんちゃん、動きが軽快だね。」
ぬあーーーーーーーーー!
しまった!ついついアレやコレやとモノマネ的動きをしていたら、本性が出てしまったのである。いかん、ここで私の全てを見せてしまうのは非常にシャクだ!というわけで、結局からくも本領発揮は避けた。

まったく何が書きたいのかわからない。
ま、女の友情と愛情は別物だね。私のとった「沈黙の10ヶ月」という行動は全くもって間違っていたと思う。また一つ私らしさを考えるいい機会になった。追いかけて追いかけてこそ、私ジャン。

From:ばきん / 関 東 / MAIL / HOME
2001年11月11日 (日) 11時21分




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