 約1か月のご無沙汰でした。お元気でしょうか。本当に気まぐれですみません。もうお忘れになったかもしれませんが、皮膚病の続きです。あと二三回は皮膚病の予定です。
講座の前に我が家の出来事を・・(本文より長いかもしれません)。今年から「自然に優しく」をモットーとしております。それで始めたのが野鳥へのご褒美です。餌の少ない冬場だけでも庭のモミジに餌箱をつけることにしました。
米国のある家庭の裏庭でバードフィーダーなるものを見たことがあります。プラスチック製の円筒型でした。ネットで調べて同様のバードフィーダーを見つけました。でも、値段が高い、その上売り切れで手に入れることはできませんでした。そこで、近くのホームセンターで木製の餌箱を購入し、“野鳥の餌”も調達しました。早速、モミジに設置し、餌も入れました。誰も来てくれません。果物を枝につけることにしました。リンゴ、ミカン、キウィなどです。果物をつけるとすぐにメジロ、ヒヨドリがやって来るようになりました。
特にメジロは、生垣(サザンカ)の枝の中で毎朝待ってくれています。カミさんが「扶養家族がチッチッ言いながら待っているよ〜」と教えてくれます。メジロはミカンが好みのようです。毎日1個ずつ枝につけておきます。ところが、ここのところミカンの値段が上がっています。カミさんが「扶養家族があまり増えてもねえ・・」と心配し始めました。
追伸:レト母様 こっそりではなく、おおっぴらに明かしましょう。私のイメージは「妙」です。つまり犬に対する固定観念を一新させてくれたので「妙な犬種」なのです。 飼育した三頭のマラミュートはそれぞれ個性的です。すぐに浮かぶ文字は、メグでは「凛」、くうやは「優」、レオは「呆」でした。犬種全体を一文字で表すのはなかなか難しいですね。苦しまぎれで「妙」です。レト母さんの「魂」も言い得て“妙”です。
3-3-4 皮膚病(水疱・膿疱)
皮膚がぷっくらと膨らみ、内部に液が溜まった状態を水疱・膿疱と言います。内部に溜まった液が透明な場合が水疱です。化膿して膿(うみ)が溜まったものが膿疱です。これらは、水腫・浮腫、ウイルス感染、細菌・カビ感染、自己免疫疾患などで起こります。
水疱が見られる病気には自己免疫疾患があります。全身性・円板状エリテマトーデス、水疱性天疱瘡などです。自己免疫疾患による皮膚病はコリー、シェルティ、シェパードなどに多いと言われていますし、アキタ、チャウチャウ、ダックスフントなどでも見られるようです。 膿疱が見られる病気には、表在性膿疱、天疱瘡、角層下膿疱症、皮膚糸状菌症、好酸球性膿疱症などがあります。なんだか難しい病名が並びました。病名を憶える必要はありません。「膿疱を伴う病気にはいろんなものがあるんだな」とだけ記憶にとどめておいてください。
ただし、一つだけは憶えておきましょう。表在性膿皮症です。膿疱を伴う皮膚病として犬に最も多く見られると言われています。アレルギー、内分泌疾患、皮膚真菌症、ダニ寄生などがあると皮膚が弱くなります。通常はなんともない細菌が悪さを始めます。細菌(特にブドウ球菌)の二次感染です。弱り目に祟り目(弱った皮膚に細菌感染)の結果が表在性膿皮症なのです。
毛が抜けやすくなります。つまり脱毛です。場合によっては完全脱毛になることもあります。そして丘疹・膿疱などが見られます。痒みもありますし、臭くもなります。
診断にはいろいろな方法が用いられますが、皮膚をスタンプして(直接押捺標本)細菌が観察された場合にはその疑いが濃くなります。表在性膿皮症の治療は適切な抗生物質を3週間ほど投与すると治癒します。これに加えシャンプー療法も功を奏します。痒み、臭み、ベトベトを取り除くのにも役立ちます。
水疱・膿疱の治療には各種抗生物質、ステロイド剤が用いられますが、ステロイド剤使用の場合は二次感染、肝障害、クッシング病などへの配慮が必要です。
2007年02月17日 (土) 20時26分
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| [953] 投稿者:レト母 - って・・・
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 JC先生、有難うございます。 し、 か、 し、 ・・・
メグ様「凛」、 くうや「優」、 はその通り!! しかし、何故 レオ「呆」・・・
ひどくないですか!!
といいつつ、レト、ソラを見ていると、分からなくもない自分が、・・・・います。
2007年02月18日 (日) 15時07分
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