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[962] 投稿者:JC - 気まぐれペーパー講座(第3-3-7回)


 ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか。遠くへお出かけの方もおられますね。毎日のように「旅先での食べ物」の写真が掲載されているAMCJ会員さんのブログもあります。これがまた美味そうなのです。

 我が家は日頃サボっている家庭業務のオンパレードです。アンポンタン達を遊ばせながら黙々と屋外仕事をこなしています。前半は恒例の“庭師”への変身でした。

 伸び放題でひどい有様になっていた芝生を手入れし、「玄人衆に任せたほうが無難かもな」とも思う生垣の剪定をやりました。また、手入れしないまま勝手に花を咲かせてくれる花壇(命名“勝手に花壇”)の土も入れ替えました。家の周囲の雑草取りもやりました。屋内担当はカミさんです。傷だらけの二階のフローリングに丁寧にワックスがけをしておりました。後半は一階をやるそうです。片付けられない症候群に罹患していますが、やり始めるととまらないのがカミさんです。やや高価なワックスなんぞも購入し、「二度塗りをやるのだ!」とおしゃっています。

 ところで、皆様ご存知でしょうか、年齢を重ねるにつれ、運動・力仕事による筋肉痛が翌日ではなく翌々日に出現することを。若い方々はその日のうちからとも聞きます。さて、我が家の場合は・・カミさんは翌日出現(まだ若い?)で、当然ながら私は翌々日でした。いずれにしても二人して「イテテテ・・テ」の連続でした。その筋肉痛も二日間の出勤で癒えてきました。GW後半初日も元気に力仕事です。


3-3-7 皮膚病(糜爛・潰瘍)

 表面だけでなく、病変が深くまで達すると糜爛(びらん)・潰瘍になります。いわゆるジクジク状態です。なかなか治り難いのが特徴です。

 糜爛・潰瘍の原因は様々です。自己免疫病(天疱瘡、エリテマトーデス)、免疫疾患(血管炎、若年性蜂巣炎)、寄生虫疾患(ノミアレルギー、疥癬)、遺伝的疾患(若年性皮膚筋炎、表皮水疱症)、代謝疾患(糖尿病、尿毒症)、腫瘍(扁平上皮癌、肥満細胞腫)、栄養疾患(亜鉛反応性皮膚炎)などなどです。なお、括弧内は代表的な病気を記載しています。

 原因が様々ですので確定診断がなかなか困難な場合も少なくありません。それでも、痒みがあるか、病原体(寄生虫、カビ、細菌)との接触はあるか、どんな食餌か、全身症状はあるか、病変の現れ方と広がり方はどうか・・などが診断のための有益な情報となります。

 治療方法も原因に応じて様々です。全身状態改善のための補液・栄養補給が必要な場合もあります。

 さて、本日は皮膚病の最終回です。これだけではなんですので、ある動物看護士用の教科書に載っていた「皮膚病に使用する代表的な薬物」を簡単に紹介することにします。

硫黄:薬用シャンプー・軟膏として乾性脂漏症によく用いられます。角質溶解・角質形成作用があります。

サリチル酸:脂漏症治療薬としていろんな製品に使われています。サリチル酸の薬効は、基本的には角質形成ですが、角質溶解、痒み止め、抗菌作用もあります。硫黄といっしょに乾性脂漏症によく用いられますし、鼻・耳の皮膚病にも用いられます。

コールタール:脂漏症によく用いられますが、刺激性のある薬剤ですし、被毛に色がつくこともあります。また、猫には毒性が強く、同居猫がいるときは要注意です。

過酸化ベンゾイル:基本的な薬効は、角質溶解、痒み止め、皮膚充血の緩和、脱脂、抗菌作用です。油性脂漏症をはじめ多くの皮膚病に効果があります。薬用シャンプーの成分としてよく使用されています。この薬剤に過敏な人もいますのでご注意を。

クロルヘキシジン:殺菌作用の強い薬剤です。細菌・真菌性の皮膚病によく効きます。

 どんな用途でどんな薬剤が、どんな皮膚病にどんな薬剤が使われるかもまとめておきます。

●一般皮膚病の薬浴・湿布剤:酢酸アルミニウム、硫酸マグネシウム、バスオイル
●痒み止め:非ステロイド系痒み止め、ステロイド系痒み止め
●収斂剤:タンニン酸、ヨード、アルコール、フェノール(※収斂剤は簡単に言えば皮膚を乾燥させる薬物です。皮膚の蛋白質と結合して被膜をつくり局所の血管を収縮させます。その結果、液体の分泌を抑え、組織の充血を取り去ります)
●二次感染防止:アルコール、プロピレングリコール、クロルヘキシジン、酢酸、ヨード、塩化ベンザルコニウム

●脂漏症:硫黄、サリチル酸、コールタール、過酸化ベンゾイル、硫化セレン
●膿皮症:過酸化ベンゾイル
●膿疱性皮膚炎:過酸化ベンゾイル
●毛包炎:過酸化ベンゾイル、クロルヘキシジン
●アトピー・アレルギー皮膚炎:硫黄、サリチル酸、タール、ヒドロコルチゾン

2007年05月03日 (木) 05時24分



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