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名前:SIN
2016年01月20日 (水) 19時59分
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熱烈に盛り上げましょう!
1978年10月7日(土)公開 出演(長井頼子 役)
長年信仰を?深めた健さんとの出会いの映画。
私が初めて見たのはTVでの放送で、確か11歳くらいの時だったかな?
映画の内容はよくわからなかったけど、ひろ子ちゃん最高にかわいい。が印象に残っています。
大人になって改めてみるとやっぱりかわいい♡
皆さんの感想をビシバシお聞かせください。
では、トップバッター教授さんお願いします。
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名前:にだし
投稿日:2016年01月20日 (水) 20時47分
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新シリーズ立ち上げ、ありがとうございます、SINさん。偉大な薬師丸さんの足跡をじっくり振り返って語り尽くしましょう。
たしか、非公式掲示板ではむかしうーさんが似たような話題を企画してはった記憶があります。しかし、閲覧者のごく少数しか見たことのない作品などがあったためでしょうか、立ち消えっぽくなっていました。
ここにはコアなファンしかいませんので議論はエンドレスに続くような気がいたします。
順番に行くということで、初めのうちはわたしに苦手な角川作品たちなのですが、可能な限り口を挟んでいきたいと思います。
教授から思い入れをまず語って欲しいですね。
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129
名前:柳教授
投稿日:2016年01月20日 (水) 20時48分
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SINさん、こんばんは。
新しいシリーズを立ち上げて頂きありがとうございます。
「野性の証明」ですが、映画としては血生臭いし、荒唐無稽過ぎるしで、正直あまり好きではなかったのですけど。
薬師丸さんを博子からひろ子へと導いた記念すべき映画として思い入れがあります。
また、撮影中、健さんとの楽しい思い出も写真や談話から伺えて、映画そのものより 周辺情報でイメージが膨らんでいます。
映画の中の薬師丸さんの印象?変わらないなぁって感じ。
何せ後追いなもので…スミマセン。
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130
名前:にだし
投稿日:2016年01月20日 (水) 21時05分
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記念すべき初カットは黄色いセーターにグレーの田舎っぽいベスト、髪はおさげですね。
原作では8歳、しかしひろ子さんは13歳。ありえないほどの圧力で噴水のごとく左肩から出血するおばあさんの背後で
腰を抜かしてへたり込むシーン。
そして第一声は
「おとっさま殺さねえでけれ!」
こんな凄惨な初登場シーンはちょっとどうかと思いますね。
おそらく、映画製作時点では、オーディションで抜擢した子役を、アイドルとして育てていこうなんてことは考えてなかったんじゃないでしょうか?
そんなデビューシーンでした。
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131
名前:柳教授
投稿日:2016年01月20日 (水) 21時08分
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追伸。
ファンになった50代の私からでなく、当時中3だった頃の私の記憶を思い出してみますと。
映画館では観ていませんので、兎に角テレビスポットの印象しかないわけです。
当時の第一印象は、「なんで こんな黒い女の子に皆騒いでいるんだろう?」でした。
薬師丸さん、ゴメンなさい😞!
その頃の私の好みは、ハリウッド女優でしたので…
「お父さん怖いよ」も耳に残ってますね。「母さん、あの帽子 どうしたんでしょうね?」もそうですが、映画を観たか観ないかに関わらず、当時を生きた世代にとって角川映画は時代のバックコーラスのように私達と共にありますよね。
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132
名前:SIN
投稿日:2016年01月20日 (水) 21時40分
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教授さんコメありがとうございます!
本当に血なまぐさい映画でしたね。小学生の私にはTVCMを含め
とても印象深い映画でした。「誰か殺しに来る」から「おとーさーん」の
シーンなど強烈に印象に残っていますし、やく映画でメインに次ぐ
回数を見ていると思います。(多分20回以上)
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133
名前:柳教授
投稿日:2016年01月20日 (水) 22時55分
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色々 くさしましたが、アメリカで実弾を使って撮影された戦車やヘリの戦闘シーンは迫力満点で、リアルタイムで映画館で観ればよかったかなと今更にして思います。
薬師丸さんについて言えば、兎に角 眼力でしょう。眼力が強烈に印象に残ったデビュー作でした。
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134
名前:にだし
投稿日:2016年01月20日 (水) 23時10分
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「誰かいる。ドアの後ろに居る。」
「あのトラック怖い。」「だめ!あのトラックお父さん殺す!」
「何か来る。大勢でお父さん殺しにくる。」
頼子が予知能力を発揮する瞬間の無表情な演技、緊張感が溢れてて好きです。
わたしも教授と同じでTVで翌年くらいに見たと思いますが、当時わたしも14歳、記憶をしてるのは
「この子美人だなぁ」というのではなく、「しっかり演技してるんだなあ」というものでした。
でも、なぜ薬師丸さんが難関のオーディションを勝ち抜いたのか?は、よくわからず見てましたね。
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135
名前:柳教授
投稿日:2016年01月20日 (水) 23時34分
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オーディションに応募した写真見ましたが、13歳に見えない かなりの美人。その眼力が角川春樹さん の決め手だとは思いますが、最後まで争った三輪里香さんが普通に可愛い女の子だったのに対して、その頃から何か一本ビシッと通ったものがあったのでしょう。
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136
名前:にだし
投稿日:2016年01月20日 (水) 23時45分
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眼光は確かに鋭かった、きっと睨まれたら身動きできなくなりそうな。
スケバンのトップを連想させる、と言ったら語弊があるでしょうか。
あと、もう1つは、ハッキリとした発声も惹かれるポイントだったのかもしれませんね。
決して太くはないがしっかりした首のフォルムはデビュー時から完成していました。
オーディションで歌った「思秋期」にも選考委員は大器の予感を感じたのでしょう。
ニコニコ笑いながらピンクレディーの振りを得意とする他の美少女たちと一線を画す「なにか」があったのでしょうね。
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137
名前:SIN
投稿日:2016年01月21日 (木) 19時50分
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教授さん、にだしさんの洞察力には頭が下がります。
野生の証明の薬師丸ひろ子さんを一言で言えば
確かに「眼力」目が合ったらそらせず、引き込まれていきました。
そして、その次に魅せてくれた笑顔でKOです。
今にして思えば(当時小学生なので・・)新人らしからぬ
堂々とした演技で、このころから才能にあふれた女優さん
だったんだな。と思いました。
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138
名前:にだし
投稿日:2016年01月21日 (木) 20時44分
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本作品は、ひろ子さんにとっては周りの大人に言われるがままに夢中で演じたというものだったのでしょう。
親の知人カメラマンが応募し、最終審査に残ったことで親御さんと大げんかになったという話があり、
出演で得たギャラのほとんどは共演者やスタッフへの贈り物に使ったという逸話が。
まあ、終始一貫大人の事情に振り回されて疲れてしまい、これ一本で芸能活動終了
するかもしれなかったと聞いています。
でも、そうならなかった。その要因は、やはり、高倉健さんとの出会い、これが大きかったのではないでしょうか。
初対面の時、握手した健さんの手が大きく優しいものだったと繰り返しコメントしておられますが、
同い年のわたしが想像するに、
「高倉健って、有名な役者さんらしいけど、ヤクザ映画なんかわたし見たことない。ブラックレインはテレビで見たかな?怒られないように丁寧に挨拶しなきゃ。」
程度の事前認識だったのでは?
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139
名前:柳教授
投稿日:2016年01月22日 (金) 00時09分
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にだしさん、ブラックレインは1989年。野性の証明より はるかに後です。
野性の証明の頃の健さんは、東映を独自。それまでのヤクザのイメージを振り払おうとするかの様に、八甲田山、幸せの黄色いハンカチ、と立て続けに大ヒットを飛ばし かつアカデミー賞主演男優賞を受賞。
任侠映画からの脱皮を大きく印象づけた直後の作品です。
おそらく薬師丸さんは 健さんの映画見たことなかったのでは?
スターとしての健さんというより、初めて出会った親や教師以外の大人。その大人があまりにもかっこよく優しく、笑わせてくれて、仕事に向かう姿は凄まじく真剣。
薬師丸さんは大きなカルチャーショックのような感じになったのでは と想像します。
今 私達が 薬師丸さんの活躍を拝見できるのも、健さんのおかげが大きいのではないでしょうか?
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140
名前:にだし
投稿日:2016年01月22日 (金) 14時57分
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教授、訂正ありがとうございます。ですね、黄色いハンカチとすべきでした。
教授の仰るとおりでしょう、ひろ子さんはいろんな意味で健さんに「はまった」のだろうと、僕も思います。
スタッフへの細やかな気遣い、一発でぶれずに決める本番、本読みの正確さと理解の確かさ、現場でのリーダーシップ、ほかの俳優からの尊敬の眼差し、決して他人の悪口を言わないところ、・・・
スーパーマンにも勝るインパクトだったかもしれません。そして自分に置き換えると、あんな風になりたいけど到底自分にはできそうにないなと。
健さんは、ひろ子さんが目標とするところ、モチベーションの一助となったでしょうけれども、一方で、その後に何度も彼女が遭遇する引退の誘惑にも繋がる、そういう存在ではなかったのでしょうか。
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141
名前:ストライク
投稿日:2016年01月22日 (金) 14時58分
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富士ファミリーの感想を打とうと思ったら
野性の証明ですね。
いきなり遡ってしまい
ちと
戸惑ってまいましたが
野性の証明の感想を自分なりに打とうと思います
野性の証明を観たのは
高倉健さんが亡くなってからです。
ひろ子さんの可愛さしか印象がないですかねー
話が繋がっていないのか?
しっちゃめっちゃかで、戦闘シーンも当時としては戦車出てきて
スゲー
なんだろうけど
いま観ると・・・あんまり・・・
本当に、ひろ子さんが出てなければ
救いようのない映画って感じですね
野性の証明好きな方
すみません💦💦
このシリーズ
富士ファミリーまでたどり着くまで
見守っていきたいと思います。
あ
それから
にだしさん
にだしさんが観たのは
特報だったのでは?
僕が観たのは
予告編でした
たしかに、にだしさんが言うように、伝説が確立していくのは
大変、喜ばしいことですが・・・・
やっぱり
あのセーラー服と機関銃は
【ない】です。
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143
名前:にだし
投稿日:2016年01月24日 (日) 13時59分
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ストライクさん、’書き込みあざっす。
野性の証明は、例えば原田知世がでてたらどうなったでしょう?あれほどのインパクトが残ったか?
我々は藥師丸さんのファンですので野性の証明は映画デビューの大切で唯一無二の作品になっていますし、役者・薬師丸ひろ子を形成する以上に、人間・藥師丸博子を形成した重大な作品と捉えているのです。
映画の好き嫌いだけではなく、その作品と薬師丸ひろ子さんの関係性について意見をぶつけあう、そんな感じで捉えて頂けたら幸いです。
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144
名前:SIN
投稿日:2016年01月24日 (日) 17時18分
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流石にだしさんです!デビュー作が野性の証明でなかったら!?
角川映画で無かったら!?相手役が健さんでなかったら!?
んー。今のひろ子さんが形成されることは無かったかもですね。
正しく、野性の証明は薬師丸ひろ子の基礎、基盤を構築した
映画という事ですね!!