おつかれ〜

さあネタはまたカナダに戻って参りましたがシーンは前回（４）の続きです。
オス同士の戦いもいよいよ佳境となり、自分もレンズを構えながらグイグイ彼等に近づきます。
左のオスが激しくボディに噛みつきました！
右のオスがそれを振り解こうとしたのか．．．

バッシャアーン！！

おかげでカメラも自分もびしょ濡れ．．．
これは水中写真ではないので当然ハウジングはありません（−−；）
慌てて川から上がります。

なんて感じで、自分の彼女を守るため、また他人の彼女を奪うため彼等は幾度も戦いを繰り返します。
一人、いや一匹の女性を必至に守る姿は美しく、そして熱いなあ．．．などと思いながらこの恋の行方を観察しました。
この雌を守るオスは戦っていない時はじーっと雌の隣にいるのですが、時々警戒のためか周囲を徘徊します。
暫くすると、彼等の座している浅瀬の３メートル下流に新たなグループが遡上してきました。
そのグループは直ぐに上流へと移動していったのですが、一気に上って行かず停滞するサケが１匹。
上記のオスがそのサケに近づいたり離れたりしています。
新たなライバルの出現？
勿論先ほどのオスもまだ周囲をウロウロしてますから自分の彼女の所にも戻ります。
更に観察を続けると、下流の新たなサケのところに行く頻度が上がってきました。
激しいバトルが．．．と、新たにカメラを構えます。
しかし一向にバトルが始まりません。
そう、そうだったのです。

実はそのサケはメス♪

そのうち、本来守っていた彼女のところには戻ってこなくなり、彼は新たなメスザケから離れなくなってしまいました！？
やがて元カノのところには先ほどのオスが寄り添い．．．

おいおい、それでいいのかよー！！

とは思ったものの、まあ、良くある話し．．．（＾＾；）


ベニザケの恋のドラマ。
熱いっす。
ヤバイっす。
次回はいよいよお待ちかねのビッグラン水中写真編のスタートです♪