お疲れ様です！犬丸です!!先日マイオビワンもついに三陸入りし、この犬丸めも毎日身が引き締まる思いで、胃をきりきりさせております（＾＾）
今回のネタはシワイカナゴHypoptychus dybowskiiです。魚自体はそれほど珍しい種類ではなく、相模湾以北で海藻のホンダワラ類が生えている所であれば簡単に観察することができます。ただし三陸ではこのホンダワラ類が少ないため、あまり観察されていません。それでは、なぜホンダワラが多いとシワイカナゴもおおいのでしょうか？それはこのホンダワラがかれらにとっての重要な産卵床になっているからであります。婚姻色がでて背鰭と尻鰭が黒くなった個体が一本のホンダワラを自らのなわばりとして、複数の雌を誘い産卵させます。もちろんなわばりを持たず群れで生活するものもいるのですが圧倒的になわばり（マイホーム）を持つ雄の方が雌にもてます。
やっぱり魚も人間も自分の城っていうのが、もてるためには重要なファクターなんですかね？治郎さん（＾＾）ｖ