おつかれ〜
台湾情報第二弾！

というわけで、本日は甲殻類の仲間を紹介しちゃいます。
写真の毛むくじゃらのカニは、実はカニの仲間ではなく、どちらかと言うとヤドカリに近いコシオリエビという甲殻類の一種です。
一般にピンクスクワットロブスターと呼ばれダイバーにも人気の高い種なのです。
パラオにも生息しているとは聞いているのですが現在捜索中で残念ながら今だネタの特定には至っておりません．．．
宿主であるミズガメカイメンがパラオには全然ないんですよね〜
一回見つけちゃえばねえ．．．。
で、台湾にもこのカイメンがそんなに沢山あるわけではなかったんですけど、たまたま覗いたカイメンで発見しちゃったのです♪
台湾の直ぐ近くの西表にはカイメンは大量にあるんですが、肝心のピンクスクワットは全然見つからず。
台湾は黒潮の西側だからでしょうか？
（魚も東と西では違ってくる）
西表ではピンクスクワットの幼生が付着したくてもカイメンに生息するタレクチウミタケハゼ(必ず着いてる)に食べられてしまっている可能性もありますけどね。

それはそうと、写真見ていて気付いたのですが、この写真の種、実はピンクスクワットロブスターLauriea siagianiと一般に呼ばれている種とは実は違うようなのです。
剛毛の長さや、鋏脚の細さが違うし、体形も若干違うような？
まあ、実物のサイズは甲長５ｍｍくらいなので肉眼では判断できないんですけどね．．．（＾＾；）
早くパラオでも見つけたいなあ〜♪