(524) カブトムシ2(現地調査 10/22) |
投稿者:拓己 |
コメント:ぶら下がってるのは、パパイアの入ったストッキング。 |
押忍! 子供のころ、アシナガバチの巣を落して、その中の子を食ったりしてましたわ。 次の日も食おう思て、蜂の巣の上にバケツ逆さまにして置いといたら、あくる日おふくろが知らんとバケツ開けて中から孵ったハチがいっぱい出てきて、もうてんやわんやですわ。 再び掃除機の柄でシバかれましたわ。 白石です。
今日は現地調査言うことで、車かっ飛ばして本島はガスパン辺りまで行って来ましたわ。 アイライ州、アリミイキ州とどんどん州を越えて行くんですけど、道の両脇はどっちもジャングルですわ。
「これ、どこでも(カブトムシ)おりそうやなぁ〜?」言いながら走ってましたら、左に入れる脇道が御座いますわ。 「くさい!」思いまして、メイン道路からそれて脇道に入って行きますと、周りの木々があっちゅうまに光を遮っていきますわ。 Uターンも出来へん狭い道を行きましたら、すぐに袋小路になったんですけど、その突き当りからジャングルを覗き込むと、ごっつワイルドな世界が広がってますわ。 ブラウン管越しに見たら、「エネスペ(NHKスペシャル)ちゃうか?」言う勢いですわ。 ハキリアリとかが長蛇を作ってそうな、そんな雰囲気。 360度緑しかおまへんわ。
藪の中を降りて行きますと、良〜い感じのフィールドです。 大きな木が幾つか立っていて、その木をツタがグルグルに巻いてます。 「団鬼六か!」言う勢いで、シバってますわ。 その木々のある所から更に向こうに行くと、小川が左から右へ流れてます。 水の音がチョロチョロ聞こえてきて、これがまた雰囲気作りに一役買ってますわ。
歩き回っていると、腐った木を踏みつけて、「グシュ」言うた思たら、中からアリがゴチャマンと出てきますわ。 卵やら蛹を「ヤバイヤバイ!」言いながらアセアセと運んでます。 どうでもエエけど、あっという間に俺の右足が真っ黒ですわ。 たまらんでホンマに。
雰囲気良さそうですから、コウジさんと相談して「ウェポンを仕掛けるのはココにしよう」言うことになりまして、早速準備に取り掛かりますわ。
昨日用意した、パパイアとバナナをそれぞれストッキングの右足と左足に仕込みますわ。 バナナは言うほど熟れてへん状態でしたので、むしろ美味そうですわ。 しかしパパイア。 これは問題やで。 油断してたらゲぇあげそうになるぐらい、オーラ出してはりますわ。 それぞれを、一つずつ違う木にぶら下げときましたわ。
実は今日はこれ以外に、 another Weapon ありまんねん。 こないだ車貸したパラオ人が車に放置していったココナッツですわ。 たまたま来るとき見つけまして、コウジさんが「これでヤシガニ捕れるかも?」言うもんですから、コンクリートの角にぶつけてバラバラにしたやつをジャングルに撒いときましたわ。
明日どんな虫来てるんやろぉ。 楽しみでんなぁ。 カブトムシもエエけど、クワガタ、ナナフシ、訳分からん虫イッパイみたいねぇ〜。
沈む夕陽を真正面に見ながら「まぶしい、まぶしい」言いながら帰路につきましたわ。
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2006年10月24日 (火) 00時37分 |
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