おつかれ〜

最近その他のログが賑わっていていいですね〜♪
皆さんの投稿が楽しみです！
ドンドンＵＰして下さいね。

さて、本日はまたまたネタはカナダに戻って参りました。

前回の（３）では水面に不気味に突き出した上あごでしたが、まずこれの意味を説明しなければいけませんね。
上あごを水面に出して空気を飲んでいる場合もあるのですが（これの理由はまた後で）、通常長い間顎が上を向いているのは、オスザケによる他オスへの威嚇行動なのです。
頭を上に向け体側を見せ合い、どちらが大きいかを比べているようです。
勿論、水面に突き出す必要はなく、たまたま水深が浅いために飛び出てしまっただけなのです。
サケは遡上する間に産卵のためのパートナーを探さなくてはならないのですが、特に雌の奪い合い時や自分のパートナーをガードする時にこの行動が観察できます。
そして間男のアタックが激しい場合は、威嚇だけでなく写真のように相手を噛みに行ったりします。
（写真の上で水面下にいるサケは噛もうとしている左のオスのパートナー）

時にはこの鋭い牙が相手の身体に引っかかってしまい、オスが二匹絡んだまま急流に流されてしまう時もあります。
勿論、元の位置に直ぐ戻ってくるのですが、場合によってはかなり下流に流され、その間に別のオスにせっかくのパートナーを奪われてしまうこともあります。

そして余りにも戦いが激しいと．．．