(523) カブトムシ1(準備 10/21) |
投稿者:拓己 |
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押忍! 俺、かなり虫好きです。 子供の頃、拾ってきたタンスにダンゴムシいっぱい入れて飼ってて、それをおふくろに見つかって掃除機の柄で思い切りシバかれたことあります。 白石です。
少し前から燻っていた熱い企画が今静かに動き出しています。 『カブトムシ狩り in PALAU』です。 「海ちゃうんかい!」言う話し。 それだけにムッチャ熱いですわ。
コウジさんもかなり虫好きです。 馬酔木の灯りに集まってくるココナッツビートル(角の小さい軟弱なカブトムシ)とか見ると必ず一回は捕まえてます。 ココナッツビートルを捕まえると、右手の親指と人差し指の間でそいつをモゴモゴさせながら、昆虫談義を軽くしたりするのですが、そんなコウジさん俺嫌いじゃないです。
この間『馬酔木』の花壇にいるカマキリを見ながら、「カマキリの卵が孵って小さいカマキリが沢山いるから、この植物邪魔なんだけど切れないんだよなぁ。」言うてはりました。 虫中心に話をするコウジさん、俺嫌いじゃないです。
ある日店先を掃除してましたらサソリに似たクモが居てはりまして、コウジさんに報告して暫く観察してました。 あーだこーだ話ししている内に「パラオにはおもろい虫がいるなぁ」なんて話しになって、「そう言えばココナッツビートルじゃない、もっと角の立派なカブトムシもパラオにいるって聞いたぞ」なんて展開になって、「お客さん少ないしいっぺんオールナイトで山に行ってみるか」言うトコに到着するまで凄く自然な流れで進んだ訳ですわ。 この無類の虫好き二人の話しですから...。
そんなこんなで今日は準備日です。
カブトムシはバナナとかパパイアとか好きですわ。 ちょうど店先にパパイアの木がなってて、熟れた奴が幾つかぶら下がってるから取りに行きますわ。 ハシゴ登って長い棒で突付くとすぐ落ちてきて、幾つか難なく取れたんですけど、そのうちの熟れてる言うよりは腐ってる奴が俺の胸に直撃して、Tシャツがドロドロですわ。 ごっつ発酵してて、既にカナブンの匂いしてるし...。
「パパイアの熟れて腐りかけた奴をパンストに入れて木にぶら下げておくと寄ってくる。」 コウジさんが、そんな情報を何処かで仕入れたらしく、俺に「馬酔木の女からパンスト貰って来い」って命令しますわ。 しゃーないから寮まで行って、せかせかと掃除をしていたミシェルに「パンスト頂戴。」っておもむろに聞きますわ。 「はぁ?」って言う顔してはります。 ダニリンも出てきて、彼女にも「パンスト頂戴。」って尋ねたら、即答で「バカラ(『オカマ』言う意味)!」言われましたわ。 まぁそりゃそうやわな。 女たちが「Why? Why?」って、あんまりワイワイ騒ぐもんですから、「Like this(かぶる真似して。)!」ってボケかましたら、今度は日本語で「ヘンタイ!」やて。 オカマの次はヘンタイやで。 ほんま、とんだ辱しめやで。
次はバナナです。 たまたま佐伯っちゃん達と晩飯食べた『ドロップオフ・バー』言う粋な名前の店に、バナナが『All you can eat(食べ放題)』言う名目で店内に吊ってはります。 それを2つ3つ失敬してきましたわ。 佐伯っちゃん曰く、 「バナナと日本酒を混ぜてグチャグチャにしたらカブトムシ寄ってくる」言う話しですから、それも作ってみましたわ。 とりあえずこれで、ウェポンは二つ揃った訳ですわ。
あと一つはシーツを張って、そこに懐中電灯当てて、『光に寄って来る虫』をとらまえると言う仕掛けですわ。 この3つで勝負させて頂きますわ。
明日は昼間から、山に入って虫の集まりそうなトコロを現地調査です。 明日仕掛けて、明後日の新月の晩捕まえに行きますわ。 動き始めたこのミッション。 「Nobady can stop us. Even Kana-san.」って感じですわ。 押忍!
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2006年10月24日 (火) 00時34分 |
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