(365) 懐かしの三陸(その2) |
投稿者:ぢろー@寒冷地仕様 |
コメント:深海魚ですか!? |
おつかれ〜
三陸の魚シリーズ第2弾です!
ギョロ目でインパクトのある面構えに深海魚のような姿。 ちょろりんと顎の下にはえているおひげがキュート(?)。 とても深いところの写真なんだろうなあ...と思ってしまうような魚ですが実は10mもないような浅場で簡単に見られてしまう「エゾイソアイナメ」というタラ目チゴダラ科チゴダラ属の魚です。 少々暗いところが好きで、岩の間などで観察されます。 三陸ではもっぱら「ドンコ」の愛称で親しまれており、防波堤釣りでも結構簡単に釣られます。 水面に釣り上げられると、深度の急変についていけず口の中から、げろーっと内臓を吐き出してしまう姿がとても印象的。 一見、グロテスクな姿に「こんな魚食えるのかあ〜?」って思われがちですが以外と美味しい魚です。 どんこ汁なんて懐かしいですね〜♪
この魚には深海に棲むチゴダラという、本種にそっくりな魚が別種として存在しています。 両種は本当は同一種ではないかと研究者の間では言われています。 (ある専門家からは同種で間違いない!と聞きました) そう考えると、深海からやってくる貴重な種類の魚なのかなあ...なんても考えてしまいますね。 でも、沖合いから越喜来湾の浪板まで泳いでくるのかなあ〜???
実は伊豆でも見られるエゾイソアイナメ。 「きもー!」とか言わないで、ドンコちゃんの名前で親しんであげて下さいねん♪
ちなみに我が母校の大漁期はこの「ドンコ」がデザインとなっています... って、どんな大学だよ〜(^^;)
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2005年11月28日 (月) 10時57分 |
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